第10話・石化チャオ。

チャイン「闇のカギは石の城のどこへ・・・・・?」

村長「それはだな。城の頂上にいる。石化チャオの手に置いてあると伝えられている。」

チャイン「石化チャオってやっぱり石化してるの?」

村長「なんか、昔の話だがチャオを石化にできるチャオが存在するらしい。もしかしてそのチャオが城の番人なのかも知れんな。」

チャイン「なるほど・・・・・。ありがとうございました。さっそく行きます。」

村長「別に行くのは構わんが、相手は強いぞ?武器は持ってるか?」

チャイン「うん。武器はあるよ。なんかどこかの遺跡にあった剣らしいけど・・・・・、」

村長「そうか、なら大丈夫だな。くれぐれも負けんなよ。」

チャイン「わかった!!」

チャインはこうして、村長の家をでる。家をでるとオメガがいた。

オメガ「どうだった?あんなヤツの話はわかったか?」

チャイン「普通にわかった。まずは石の城へ向かおう。」

チャインとオメガは小さな町・マスクタウンを後にする。マスクタウンを後にするとまた一本道だ。

●●一本道●●

今回は道の奥に城らしき物がある。そこが石の城かもしれない・・・・・。

チャイン「この先が石の城だね。」

オメガ「そうだな・・・・・・・・・・、」

チャイン「なんか元気ないよオメガ?しかも前になんか僕達を見ているチャオが・・・・・、」

オメガ「何!?」

チャインとオメガの前には、知らないチャオが2匹いた。

???1「お前達。この先になんのようだ?」

チャイン「石の城に行くんだ。しかもなぜ僕達を睨む?」

???2「やっぱり石の城に行くんだな。やめておけ!メデン様に石化されるぞ?」

オメガ「石化される?メデンってヤツはチャオなのか?」

???2「ああチャオさ。メデン様はチャオを石化させる事ができるのだ。もし石の城に行きたいのなら俺達を倒していけ。俺の名はベイル。」

???1「俺はベイル2世!俺達兄弟なのさ!」

チャイン「どうする?オメガ。コイツ等倒す?それか気絶させる?」

オメガ「ワシはあまりチャオを殺したくはない。気絶させよう。」

オメガとチャインは武器を手に構える。

ベイル「おおっと戦うつもりですか!?それならお前達は石の城に行くんだな?」

ベイル2世「多分メデン様に倒されるぜ、きっと・・・・・、」

ベイル兄弟も武器を手に装備する。二人ともメタルな爪を装備した。

チャイン「僕の攻撃についていけるかな?ライトアタック!!」

ベイル「ライトアタック!?それって英雄さんの・・・・・、」

チャインはすごいスピードで攻撃しようとするが、なぜかライトアタックはできなかった。

チャイン「あっあれ!?なぜライトアタックができない!?」

ベイル「やっぱり見掛け倒しか!?こりゃ楽勝だぜ!!」

ベイルはチャインに爪で攻撃をしかける。チャインはパニックになって攻撃をふさげない。

オメガ「何英雄きどりしてるんじゃ!ちゃんと戦え!!」

オメガはチャインに攻撃をしようとしたベイルの攻撃を槍で止める。

チャイン「ごっごめん・・・・・。」

ベイル2世「すきありだぜ!槍使いさん!!」

オメガ「くっチャインを守るので精一杯じゃ・・・・・・・、」

ベイル2世はオメガの体に爪で背中を攻撃した。オメガの背中からは血がでている。

オメガ「ぐはぁっぁぁぁぁぁああ・・・・・・・・・チャインその場所から離れろ・・・・・・・・・・、」

オメガはバランスを崩し、倒れてしまう。ベイルはチャインに攻撃を再開しようとしている。

チャイン「(僕はどうしたらいい・・・・・・・・・・、)」

続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
11 / 36
この作品について
タイトル
チャインの物語Ⅱ
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第125号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念号
連載期間
約5ヵ月2日