第9話・石の城への冒険

チャイン「まっまあ信用しないなら別にいいや。僕は行く!」

オメガ「行くんだな。ワシもついて行こう・・・・・。」

ジョージ「ワシが止めても無駄なようじゃな・・・・・・・・・・、」

チャイン達はジョージの話を聞いて、東エリアを抜け、石の城へ向かう、一本道を歩いていた。

●●一本道●●

チャイン「この道の先に石の城が・・・・・、」

オメガ「しかし長い一本道だなぁ。まだまだ城が見えない。」

チャインはこれから1時間ぐらい歩く。すると、城らしき物ではなく小さな町が見えた。

チャイン「町が見えった!行こう!!」

オメガ「走るぞ!」

二人は小さな町へ走る。するとそこには、仮面をかぶったチャオが多くいた。

●●小さな町・マスクタウン●●(マスクタウンはこの町の名前です)

チャイン「仮面チャオがいっぱい・・・・・。」

オメガ「少し怖いな・・・・・。」

仮面チャオ「あなた達は旅人だね?そうじゃろう?」

一匹のチャオがいきなりチャイン達に呼びかける。

チャイン「そうですけど・・・・・なんでここのチャオは仮面かぶってるんですか?」

仮面チャオ「それはここの村の規則なんじゃ。理由は話せば長くなるので言わないけど・・・・・、」

オメガ「実はこの村で聞きたい事がるんじゃがいいか?」

仮面チャオ「何じゃ?いってくれ!」

オメガ「チャイン。お前から言うんだ、」

チャイン「うっうん。実は闇のカギのありかを教えてほしいんですが・・・・・、行く場所はわかってるんです。」

仮面チャオ「闇のカギ?聞いたことないなぁ・・・・・。もしかしたら村長が知ってるかもな。」

チャイン「村長?そのチャオはどこに・・・・・、」

仮面チャオ「あの家だよ。あの凄くシンプルな家が村長の家さ。」

仮面チャオが指差す家は、屋根もなく窓もひとつもない扉のみで真っ黒な家だった。

チャイン「あの家が村長の家ですか・・・・・・・・・・、」

オメガ「(趣味わるすぎじゃ!!)」

仮面チャオ「村長は少し変わり者なんで、がんばってくれ!」

チャイン「ありがとう!!」

チャイン達は真っ黒の家の場所まで行く。そして中に入った。

【村長の家】

チャイン「こんにちはー!!誰かいますかー?」

村長「いないぞーーー!」

チャイン「・・・・・・・・・ってそこにいるじゃん!!」

やっぱり変わったチャオである。しかも村長がかぶっている仮面も真っ黒だった。

オメガ「村長さん。話を聞いてくれませんか?かなり重要な話です。」

チャイン「そうそう、重要な話があるんです。」

村長「嘘をつくな!本当は村長がかっこいいとか言いにきたんじゃろ!」

オメガ「真剣に聞いてくれ!調子に乗らないでください!!」

村長「銚子になんて乗れるわけねぇじゃないか!しかもワシは真の剣に聞いても意味ないじゃん!!」

チャイン「どうしよう・・・・・・・・・・、」

オメガ「ここは力づくで・・・・・、舐めるなよ村長!」

オメガは槍を構える。

村長「舐めたら汚いじゃん!お前なんぞ舐めたくないわい!」

オメガ「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

村長「槍で攻撃しないでぇ!!」

チャイン「危ない村長!!」

チャインは自分の剣でオメガの槍をふさいだ。

オメガ「チャイン!コイツは・・・・・・・・・・、」

チャイン「いいや、あなたのやり方は間違っている!もっとひとつひとつの事を信用するべきだよ!」

オメガ「くっくそ・・・・・・・・・・、」

オメガは村長の家からでていった。

チャイン「大丈夫ですか?村長さん。」

村長「大丈夫じゃ。少しからかっただけで怒るなんてアイツもまだまだじゃな。それより聞きたい事があるんだよな?」

チャイン「(素直になったのかな?)はい。実は闇のカギが石の城のどこにあるか教えてほしいんですが・・・・・・・・・・、」

村長「石の城を知ってるとはあなたも中々じゃな。闇のカギを探す・・・・・・・・いや手に入れる事は一本の細い道をこれから通る事になる。」

チャイン「承知の上です。僕のは目的があります。」

村長「お前なら闇のカギを上手く利用できそうだな。いいだろう、場所を教えてやる!!」

こうして石の城にある闇のカギの真相が暴かれる!!

続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
10 / 36
この作品について
タイトル
チャインの物語Ⅱ
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第125号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念号
連載期間
約5ヵ月2日