第7話 「新しい仲間と新しい場所」

今、チャインは闇チャオのアッパーをくらい吹っ飛んでいた。

ビュゥゥウウウウウウウン!

チャイン「僕ってどこまで吹っ飛ぶのかなぁ・・・・・、」

余裕をこいているチャインであるが、どこかへ墜落してしまう。

ドゴォォオオオオオオン!!

チャイン「痛てててて・・・・・・・・・・、ここはどこだ?まあ小説の世界だから死なないんだよね。高い所からでも♪」

チャインはあたりを見渡す。そこはどこかの港だった。

チャイン「どこかの港みたいだけど・・・・・どこだろう。」

港チャオ(港にいるチャオの略)「お前大丈夫か?物凄く高い所から落ちてきたような・・・・・、」

チャインに港にいたチャオが話かける。しかも港にいたチャオ全員がチャインを見ていた。(なぜかわかるよね?)

チャイン「はい。大丈夫です。それよりここはどこなんですか?」

港チャオ「ここはワルサータウン。名前のとうり悪いチャオがいる所さ。まあこの港にはいなけどね。君の名前はなんだい?」

チャイン「僕はチャインです。あと場所を教えてくれてありがとうございます。」

港チャオ「どういたしまして・・・・・・・・・・名前がチャイン君?英雄と同じ名前だねぇー。」

チャイン「いいや、僕は英雄のチャインです。仲間のチャオに生き返らしてもらいました。」

港チャオ「ハッハッハーーーー!!冗談はよしなさい。英雄はもうこの世からはいないんだよ?面白い子だなぁ!」

チャイン「(やっぱり信じてもらえないか・・・・・)あの~すいませんがちょっと聞きたい事が、」

港チャオ「なんだい?言ってごらん。」

チャイン「実は闇の扉を開くカギがほしいいんです。カギの事についてなんか知りませんか?」

港チャオ「ワシは知らないなー・・・・・、そうだ!このワルサータウンの東にすんでいるチャオに聞けば少しわかるかも知れん。」

チャイン「ありがとうございます。ではさっそく・・・・・、」

チャインが行こうとすると港にいたチャオが足止めをする。

港チャオ「ちょっちょっと待て。」

チャイン「なんですか?」

港チャオ「さっきも言ったがこのワルサータウンには悪いチャオが多い。ここはワシがついていってあげよう!」

チャイン「ほっ本当ですか!ありがとうございます!」

港チャオ「なんの別にいい事さ!それとまだワシの名前を言ってないな。ワシの名前は【オメガ・サイクロン・レッグ】じゃ。オメガといってくれ!」

チャイン「うんわかった!オメガ!さっそくだけど早くその家に行こう!」

オメガ「いいや、少しワシの家に来てくれぬか?ちょっと武器が必要なんでな。」

オメガはチャインをつれて港のはじにある小さな家に行く。

【オメガの家】

チャインとオメガは家の中に入る。家の中は本が山済みになっている。まるで研究者の家だった。

オメガ「少し待ってな・・・・・・・ここに・・・・・・あった!!」

オメガは槍を取り出す。

チャイン「こっこれがオメガの武器?なんか凄いね・・・・・、」

オメガ「そうじゃろ?ワシの槍の名は慌龍。かっこいい名前じゃろ?」

チャイン「なんかすごい槍だね。僕の武器の名はサンシャインだけど・・・・・、」

オメガ「またまた冗談を。サンシャインとは英雄の剣の名前じゃ。偶然とはこの事じゃな。」

チャイン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・、」

オメガ「さあ行こうかの。そうだ!お前に武器を持たせておいた方がいいな。」

オメガはまた自分の家の倉庫をあさりだす。慌龍も倉庫にあった。

チャイン「(どんな武器だろう・・・・・・・剣がいいな。)」

オメガ「え~とあった!あった!この剣なんてどうじゃ?ワシがある研究をしていた時見つかった剣じゃ。」

オメガは少し古びた剣を渡す。大きさはサンシャインと同じ位だった。

チャイン「こんな剣で大丈夫なの?それとワルサータウンって物騒な町だね。怖いよ・・・・・、」

オメガ「剣の事だが、その剣は研究によるともの凄く力のある剣だとわかった。まあ選ばれたチャオしかつかえないが・・・・・、」

チャイン「そうなんだぁ・・・・・。じゃあ僕が名前をつけていい?」

オメガ「ああ、決めてくれ。」

チャイン「じゃあこの剣の名前はぁ・・・・・ライトブリンカー!これでいいな!」

オメガ「いい名前じゃ。それではワルサータウンの東エリアにいるチャオの所にいきますか!!」

こうして二人は東にある、チャオの家に行く。

続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第127号
ページ番号
8 / 36
この作品について
タイトル
チャインの物語Ⅱ
作者
土星(サターン)
初回掲載
週刊チャオ第125号
最終掲載
週刊チャオ聖誕祭記念号
連載期間
約5ヵ月2日