22話
あらすじ
チェイルはヴァルダ、レビと共に14番工場へと侵入する。
侵入して警備システムを切ったが、ヴァルダのミスによって侵入がばれてしまう・・・
二人は長い廊下を走っていた、時々後ろを振り返りながら・・・
追っ手はまだ来さそうにない。
先を急ごう!
間もなくして、チェイル達はただっ広い部屋にたどり着いた。
部屋というよりかは鉄製のコンテナが複数置かれている・・・倉庫いや、ガレージみたいな部屋だ。。
明らかにパソコンを並べたオフィスとは違う部屋だ。
ヴァルダ「ここが目的の部屋だな?」
チェイル「多分ここですよ」
ヴァルダはレビと連絡をとりあっていた。
少ししてヴァルダが合図をした。レビもここにたどり着いたらしい
チェイル「で・・・レビ先生は戦わないんですか?」
ヴァルダ「んとな・・レビは戦うんじゃなくて・・・・えっと・・・何だっけ?」
レビ「お前をオペレートするんだ。」
ヴァルダ「そう オペレートするんだよ」
チェイル「指示役?」
ヴァルダ「そういうこと さ~てと敵さんがやってきたぜ!」
二足歩行の機械が9体×2組・・・。
体内に武器を詰め込んだもっとも一般的な警備兼戦闘機械!
大きさはチャオとほとんど同じ事から、ターゲットではないだろう。
ヴァルダのミスで出てきた警備機械だ。
ヴァルダ「暴れるぞ!」
チェイル「ヴァルダは左の9匹を頼みます!」
チェイルは右にいる9匹の機械へと飛んだ。
敵はチェイルへと向けてバルカン砲を発砲してくるが、こんなもの簡単に回避できる。
近くには山積みとなったコンテナ・・・
チェイルには活用法が頭に浮かんでいた。
鎖をコンテナに結びつけて・・・
これを行うには相手に悟られないように自らがおとりとなる必要がある
チェイルは地面を蹴って機械達の上空を飛んだ。
機械達はチェイルへと上空にむけて発砲してきた
シナリオ通り!
鎖に結ばれたコンテナが機械達から見て横方向からいっきに飛んできた。
不意打ちに反応しきれず、壁にたたきつけられた。
ヴァルダも機械と応戦中だ。
どこか楽しげな表情を見ると、少しほほえましい
あそこまで楽しそうな顔を戦闘中にするだろうか?
ヴァルダ「おらぁ!!」
ヴァルダは敵を1体、1体、力でねじふせていく戦闘スタイルだ。
敵の攻撃をかわし、力をこめた拳をボディーにぶつける。
レビ「左にかわせ! 右は罠だ!」
ヴァルダ「おう!」
レビの言うとおり、右に回避すればいっせいにふくろだたきにあうところであった。
ヴァルダの武器であるガントレット等、1:1の戦いに適した武器を扱う人は集団戦では周りが見えない事が多い。
だからレビのように周りに目を配れる人物は彼にとって重要だ。
ヴァルダ「4匹 5匹 6匹目!」
レビ「一旦距離をとる気だ!」
ヴァルダ「にがしはしねぇよ!!」
逃げようとする機械達をそのままいっきに追撃した。
ヴァルダ「これで終わりか?」
チェイル「まだいるはずですよ ターゲットが・・・」
するとレビから二人へと通信が入った。
「そこのスイッチが怪しくないか?」
とても大きなシェルターの横に黄色いスイッチがぽつんと設置されていた。
「加えてこの空間、暴れるにはもってこいだろう?」
チェイル「とはいえ・・・確証がありませんって・・・・・」
ヴァルダ「・・・・・これ押せばいいんだよな ボソッ」
大きなシェルターがゆっくりと上に上がっていく
チェイル「ヴァルダ・・・また変なスイッチ押しましたか?」
ヴァルダ「押してねぇよ」
レビ「押したのか?」
ヴァルダ「違うって」
チェイル「今ならまだ許します」
レビ「今ならオプションでカツ丼つけてやる」
チェイル「早くはいちまいな・・・故郷のおっかさんが悲しんでるぜ」
ヴァルダ「うう・・・刑事さん・・・・・俺が・・・・」
チェイル&レビ「やったのか!!」
ヴァルダ「おう」
チェイル「・・・・・・ってもうすぐ全開しますよ」
ヴァルダ「さっさとぶちこわしてカツ丼食いにいくぜ!」
チェイル「・・・おごりませんからね」