14話
チェイル「何でヴァルダがここに・・・」
フラン「黒影を辞めてたんじゃ・・・・」
――ヴァルダ 彼も黒影のメンバーの一人。
職人登録をされてはいないが、職人と同等の戦闘力の持ち主であったが・・・
彼は考える事を極端に嫌い、敵が目の前にいると迷わず突進するタイプ。
その為、隠密行動もできずに何度も任務は失敗したという・・・。
噂によれば、彼によって世間に黒影というテログループの存在を知られたとか・・・・・
ヴァルダ「何で俺が黒影辞めないといけねぇんだよ!」
チェイル「いや・・・まぁ・・・その・・・・・・」
ヴァルダ「おぉ サンドイッチ!俺にもよこ・・・ぐぎゃ!?」
突如はいってきたチャオはヴァルダの頭をぶん殴った。
そのチャオは白衣を羽織っていて、医者のようだ。
??「・・・自動ドアが何故部屋の奥にあるのかな~?」
ヴァルダ「いや ああいう開き方だろ?」
??「何回説明したらわかる気だ!」
ヴァルダ「ぐぎゃぁぁ!?」
アイ「レビ先生、その辺で・・・」
レビ「あぁ・・・悪いね、うちの馬鹿生徒が。」
フラン「いいよ いいよ~」
ヴァルダ「食堂行くぞ!腹減った」
チェイル「いいことないでしょ~僕の部屋ですよ~シクシクシクシク」
食堂への廊下
朝食の時間帯の為か、たくさんの人々が食堂に通じる廊下を行き来していた。
込み合っている廊下をヴァルダは気にする事なく通っていった。
「きゃぁ!」
人ごみの中で誰かがこけたらしい、その悲鳴と同時にチェイルの目の前に何かが落ちた。
よく見ると、それは人形だった。
チェイル「落としたよ」
チェイルは人形を落とした持ち主へと持っていった。
落とした子は自分と一つ下くらいのチャオ。
ヒーローチャオらしく頭のポヨが天使の輪だ。
??「アリガト・・・」
小声でそういうと、逃げるように立ち去っていった。
~食堂~
チェイルは皆より、一足遅れて食堂へやってきた。
みんな先に、ご飯を注文していた。
フランは ホットケーキ
アイはおにぎり 複数個
レビは無し
ヴァルダ 牛丼5杯、ピザ2枚・・・etc
チェイルも適当に注文した。
ヴァルダ「食った 食った~♪」
レビ「口元ふきなさい」
フラン「お腹いっぱ~い♪」
アイ「フラン君もね」
チェイル「どうします? これから」
レビ「今日は休日かい?」
チェイル「えぇ そうですけど・・・」
レビ「じゃぁヴァルダの練習試合につきあってくれないか?」
チェイル「えぇ!? 僕ですか!?」
ヴァルダ「サンキュー じゃぁ闘技場いこ~ぜ~」
というとヴァルダはチェイルを引っ張っていった。
フラン「がんばれ~」