11話

あらすじ
ギリとの戦闘中のチェイル。
フランのリフレクボールで一時は相手を追い詰めたが、ギリの放つ技で形勢は再びギリが優勢となり、
更に一瞬の隙をつかれ、チェイルはチェーンソーの一撃をくらって倒れてしまうが・・・


ギリ「まずは一人か・・・」

フラン「チェイル！！」

ギリはチェーンソーを１回転させ再び握り直した。

ギリ「次はお前だ」
そういうとフランへと武器を向けた

フラン「・・・チェイルをよくも！！」

フランはリフレクボールをギリへと投げつけたが全てはじかれた

ギリ「同じ手がいくつも通用すると思うな！」

フラン「だったらこれはどうだ！！」

フランは手にサンプルの光粒子武器を持って走りかかっていった。

フラン「えい！」

武器から緑色に輝く刃が表れ、その刃でギリへと斬りかかった　　が・・・

　　　　　　　　　あれ？　　
ギリ「遅い」

フランが斬ったのは残像だった。

ギリ「とどめだ！」

チェーンソーをフランへと振り下ろした。



その時
後ろから鎖が飛んできてギリの腕に巻きついた。

ギリ「まさか！？」
ギリは鎖が飛んできた方向に振向いた。

ギリの目に映った光景　
先程、胴を確実に斬ったはずのチャオが立っている。
それも斬り裂いた時とは違う異常な殺意をまとっていた。
重症を負った者の気配とは明らかに違う気配が

フラン「チェイル！　だいじょ・・・　チェイル？」

その異常さにフランも気づいた。



――「久々だ　こいつの体！！　暴れさせてもらうぞ！」