6話

あらすじ
屋上でG.D.Sの総責任者であり、実働部隊NO.2 リーフと出会う。
これからは本気で戦うという事を告げ、リーフは去っていった・・・

一日後 AM 8:00 ~ナイトタイム~

フウ「なるほど・・派手に暴れただけでなくリーフって奴に見つかったか・・・」

アイ「すいません! つい油断して・・」

フウ「あ~いいって 責任はチェイルが受け持つって言ってたから・・・・」

チェイル「誰も言ってませんって!!」←ダ−ツタイム中(お仕置きです)

アイ「大丈夫・・・・?」

チェイル「大丈夫な訳ないでしょ!! この状況が!」←ダ−ツの的(ダーツの針に毒塗ってます。)

フウ「大丈夫 お前はこれで103回のお仕置きを耐え切った男だ、だからだいじょ~ぶ」

チェイル「根拠がありませんって!訴えますよ!!」

アイ「103回!? じゃぁ大丈夫ね」

チェイル「待って~!! 本当に死にま・・ ダーツかすりました!今!」

アイ「御愁傷様・・・チェイル君の事忘れないから・・」

チェイル「勝手に殺すなぁぁぁぁぁぁ!!!」


??「何やってるの? 僕も混ぜて 」

フウ「おおっ フランやるか!」

フラン「やるやる~!」

フウ「真ん中当てたらジュースおごってやるから」

チェイル「真ん中って僕の腹!」

フラン「いっくぞ~!」


しばらくダーツで盛り上がり・・・


フラン「楽しかったね!」

フウ「だろっ?」

チェイル(いったい僕は何の組織に入ったんだろうってつくづく思う・・・)


フウ「で 本題に戻るが・・」

チェイル(あんたがそらしたんだろ・・)

フウ「アイ プロジェクトの内容はわかったか?」

アイ「だいたいは・・」

そういうとテーブルの上に数枚のプリントを配った。

どれもG.D.Sのプロジェクトの事を書いている。

フラン「プロジェクトがたくさん!」

チェイル「光粒子武器も載ってますね・・」

アイ「光粒子武器・・・その大きな特徴の一つとして、持ち主の精神と連動させ威力や硬度を上昇させる。」
  
チェイル「精神と連動・・だからあの時僕の鎖を簡単に斬れたんですね・・」

フラン「持ってた人の様子はどうだった?」


チェイル「どういうこと?」

フラン「僕も簡単に光粒子武器を作ってみたんだけど、精神と連動させる部分が上手くいかないの」

アイ「上手くいかない?」

フラン「精神と連動させて力を得ているから、精神を深く連動させたら力はもっと強くなるけど~」

フウ「精神に影響を与えすぎてしまう・・って事だ」

チェイル「でももし作れたら・・・・」

アイ「G.D.Sの最新技術に追いつくって事よね。」

フラン「なによりも・・・かっこいいんだ~!! 小さい頃見たヒーローの武器みたいなので!」

フウ「まぁ、確実にこの技術は手に入れておきたい所だな。」

アイ「じゃぁ私がそのデータを盗って・・」

フウ「チェイル お前がいけ! フランも連れてな。」

チェイル「フラン!? まだ子どもですよ!!?」

フラン「子どもをなめるとダーツ飛ばすぞ~!」

チェイル「すいません」

フウ「確かに子どもだが、頭はよく切れる。観察力も高いし こいつもお前等と同じ職人だ。」

フラン「開発しょくに~ん イェ~イ」

フウ「まぁ警戒もされているだろうが・・・利益を得るには、リスクもつきものだ。」

フラン「虎穴に入らずんば 虎子を得ず~」

フウ「ターゲットは5番工場 任務開始時刻は10:00だ!いいな?」

チェイル「了解!」

フラン「あいあいさ~」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第240号
ページ番号
8 / 39
この作品について
タイトル
チェイルの冒険
作者
ココア(3段アイス,ソード)
初回掲載
週刊チャオ第236号
最終掲載
週刊チャオ第274号
連載期間
約8ヵ月24日