7話
あらすじ
次なる任務は光粒子武器のサンプルを入手する事。
チェイルは小さな開発職人フランを連れて5番工場へと侵入する。
AM10:05 ナイトタイム
アイ「フウさん どうして私を今回の任務のメンバーにあてなかったのですか?」
フウ「これはお前より、チェイルのが適任だし・・・」
フウはノートパソコンのキーをものすごいスピードで叩きながら、アイの方を向いた。
フウ「お前には仕事があるんだって ほら見てみ」
アイが画面に顔を近づける
アイ「これって!」
フウ「例の古代文書ってやつだ。一気に全部解けるかと思ったが・・複数に分けてロックしてやがる」
アイ「普通そこまでしませんよね・・・」
フウ「・・・これはその一部分だが、これを運んでってくれ。」
アイ「・・・パシリですか?」
フウ「あっちはあっちで働きづめだからな。客人が野郎より美少女のがむこうだって喜ぶだろ。」
アイ「じゃぁいってきま~す♪」
フウ「いってらっしゃ~い」
同時刻
G.D.S 5番工場・・・
チェイル「なんで・・・朝から・・・こんな薄暗くて狭い所に・・・」
フラン「狭い所大好き~」
チェイル「朝っぱらから潜入なんて考えることがわからない・・」
フラン「仕方ないでしょ~。だって実験を行うのは朝、昼 夕方で深夜はサンプルや詳細情報の資料も厳重保管だからね~」
チェイル「わかってますよ・・・それにしても荷物輸送のパイプから侵入って・・」
フラン「朝から堂々と入り口から侵入できないよ~出る時にも同じことが言えるよね」
チェイル「入手した後、夜まで待機しておかないと・・」
フラン「あぁ~~~!!」
チェイル「しっ!声が大きい!!」
フラン「”武士キング”見れない・・・(泣)」
チェイル「・・・・録画は?」
フラン「忘れた・・・」
チェイル「とりあえずパイプの出口着くまでまだ時間かかるから・・・2時間程」
フラン「はぁ~~」