4話
今までのあらすじ
チェイルの次なる任務はG.D.Sで密かに行われてるプロジェクトの情報を盗みとる為、
”くノ一”のアイと一緒に第6エネルギー工場に侵入する。
プロジェクトのコピーをとる事には成功したものの警備装置にみつかってしまい閉じ込められてしまう。
チェイル達は脱出する為、屋上の電源室を破壊に向かうが警備機械が襲い掛かる・・・
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アイ「私も戦うわ」
チェイル「えっ・・・駄目ですよ!怪我とかしたら大変じゃないですか!」
アイ「女の子の頼みを聞けないなんてフウさんが知ったら・・・」
チェイル「えっ・・ちょ・・告げ口する気ですか!!?」
アイ「女の子の頼みをこ・と・わ・る・の?」
チェイル「・・・わかりましたよ~。でもアイさんは・・」
そういうとチェイルは空中に複数うかんでいる機械を指さす。
チェイル「偵察機だけを破壊してください。」
アイ「わかったわ」
アイが地面を蹴って高く飛んだ。
偵察機は空中からチェイルへと銃撃しようと構えたその時
アイ「貴方達の相手は私よ」
アイは偵察機が浮かんでいる高さまで飛ぶと、ものすごい勢いで何かを複数投げた。
それは全ての偵察機と地上の機械数機に当たった。
「刃物ノヨウナ物体ガ、ボディーニ刺サッタ、ダガだめーじはナイ。排除セヨ!」
チェイルは目の前にアイの攻撃を受けた機械を見た。
何かが刺さっている! これは・・・・・・・・
チェイル「手裏剣!?」
アイ「チェイル君離れててね、これでもダメージはないかしら?」
アイの合図と共に機械が一斉に爆発をした。
爆発は赤色や黄色など様々な色や模様がチェイルの真上で爆発した。
チェイル「爆発というより・・・花火だ」
アイ「そう。私の家族は表は花火職人で、裏では忍者一家なの」
チェイル「危ない!」
チェイルが鎖をアイに襲い掛かる機械へと投げつけた。
鎖は機械の身動きを完全にとれなくし、かつこれでチェイルの思いのままとなった。
チェイル「一気に片付けさせてもらいますよ」
「スピンステップ」
チェイルは機械を巻きつけた鎖を握ってその場で回転した。
周りの機械が鎖によって飛ばされ、レーザーフェンスへとぶつかって大半が消滅した。
アイ「チェイル君ありがとう」
チェイル「これであらかた片付きましたね。さっさと電源を破壊しましょう」
電源の破壊で建物の周りを覆っていたレーザーフェンスが消え、警備装置による増援もこなくなった。
チェイル「後は帰るだけですが・・やっぱり帰りたくない!(泣)」
アイ「・・・!?変な音が聞こえない?」
チェイル「え!?本当だ・・・ これは・・・ヘリ?」
アイ「あれだわ!」
一機のヘリが上空で待機していた。
ヘリから一人のチャオがこちらへと飛び降りてきた。
チェイル「お前は・・」