第23話・ヒーロー編・聖地への侵入者

マルゴン「この宝は!いったい!」

マルゴンは、宝を持ってみた。

マルゴン「ずいぶん古いものだな。紙だこれは!」
ファル「こら!私に見せてよ。盗賊なんだから。」

チャックス「そうか、ファルは確かに盗賊だったな。」

バルアー「うむ。ドロボーが、見る目は、違いますぞ。」

ファル「ドロボーじゃないって盗賊!わかった?」

バルアー「でも、一緒みたいなものではないか?]

バルアーの後ろから、エラゴンが、
小さな声でいった。

エラゴン「まあ、ここはファルに任せましょう・・・」

チャックス「じゃあ、鑑定頼むぜ。」
エラゴン「私達は、少し休んでましょう。」

バルアー「まてい!ファルの見張りを入れたほうが、よかろう?」

マルゴン「見張りがいないと。盗まれちまう可能性があるからな。」

チャックス「んじゃマルゴン見張り頼んだぜ!」
チャックスたちは、草原の芝生の上で寝転がっていた。

小さな風が、チャックスの顔に触れる。

チャックス「気持ち~マルゴンさんもこの風を味わえばないの?」

マルゴン「コンニャロー!!いやみ言うな。ひどいな~」

エラゴン「しょうがないですね。私の風魔法で、エアスカイラフ!」

白い風が、手の形になって。
マルゴンを持ち上げた。

マルゴン「浮かしてどうすんだよ!」

エラゴン「大変なミスを犯してしまいました。」

チャックス「エラゴンも割とちゃっかり系ですね~。」

バルアー「マルゴン殿を地面に戻せば問題ないぞ。」

エラゴン「そう言うコトじゃありません。」

ファル「ああ~まてー!」

マルゴン「何だ!?ヤバイーーーー」

チャックスは、空をを見上げた。
その目には、古びた紙があった。

チャックス「なにやってんだよ?」

マルゴン「知るか!兄ちゃんに聞け!!」


エラゴン「すいません、今取りにいきます。」

そうすると、謎のチャオが、その紙を取り上げた。

ファル「ああ~返せ~!!」

???「ヤダよーん。この紙は、ワイのものや!」

チャックス「お前は、ヒーロータイプの泳ぎだな、」

???「そのとーり!」

バルアー「ヒーローのくせに・・・なんて奴。」

???「まて!まて!まて!・・・すこし考えてちゃん。」

???「お前等たちは、この宝の使い方知らないやろ?」

チャックス「おい!初めて会うならまず。」

チャックス「名前をいうんじゃないの?」

???「分かった!分かった!・・・・ワイの名前は・・・・」

???「へっへーん!バーかやな、お前等は!」
???が、逃げていった。

チャックス「アイツは、名もない奴なのか?」
エラゴン「さあ?・・・卑怯者といっても良いでしょう。」

チャックス「さてと・・・アイツの後でも追いますか!」

マルゴン「おう!」

エラゴン「はい。」

ファル「うん!」

バルアー「承知!」

チャックスたちは、猛スピードで追った。

マルゴンが、走りながら喋った。

マルゴン「このくらいならすぐ追いつけるんじゃないか?」

チャックス「だな!」

チャックスたちは、そのままは走りつづけた。

???「へへ!コレくらいじゃくたばらないで~!!!」

???「プールホール!!」
水がいきなり出現し。

おおきな。水へと変化した。

チャックス「っち・・ブラックホールの次は、プールですか。」

マルゴン「俺泳げねえよ!!」

そうしたら。エラゴンがマルゴンに手を差し伸べた。

エラゴン「私は飛べますから、マルゴンよ私の体に乗りなさい。」

マルゴンは、その手をすかさず掴んだ。

マルゴン「あ~らよっと!」

マルゴン「ありがとよ。兄ちゃん!」

チャックスは、泳げるようだ。

チャックス「俺は何とかなりそうだな。」

???「ヤバイな・・・」

チャックス「よしみんな!もう少しで追いつけるぜ!」
チャックスが、振り向いていったのであった。

そして、謎のチャオ、チャックス達は、
入ってはいけない、聖地に入ってしまった・・

つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第161号
ページ番号
23 / 26
この作品について
タイトル
チャックスの大冒険
作者
メテオ(月丸)
初回掲載
週刊チャオ第134号
最終掲載
週刊チャオ第164号
連載期間
約6ヵ月30日