ニ話事情
さて、そもそもさっきの話し合いは何だったのでしょう?
それは、チャナナが顧問の先生に言われた事がはじまりでした。
チャナナ「え?新入部員が5匹以上来ないと吹奏楽部が無くなる!?」
顧問「校長先生からの伝言。
私は、何も無くさなくてもいいと思うんだけど・・・」
チャナナ「なら、なぜ反対してくれなかったんですか!?」
顧問「・・・・・・・・しょうがないの」
チャナナ「けれど・・・先輩達が苦労した部活を」
顧問「それ以上話さないで」
・・・と、このような事あったんです。
もともと、吹奏楽部は何十年か前に一度無くなった部活でした。
それを、音楽好きな先輩チャオ達が熱心にたのんで
5年前に復活したのが現在の吹奏楽部になのです。
いまのところ、部長であるチャナナを合わせて
部員は5匹。チャナナには、しょうがない事だと
最初は思っていました。
しかし、この頃のチャナナの脳裏にこんな言葉がうかびます。
先輩達が苦労して復活させた部活を捨ててしまっていいのか。
自分は、ただ上の存在に怯えているだけじゃないのか。
だいたい、顧問の先生の言葉は本物だろうか。
なぜ上の存在に怯えなければならないのか。
そして、チャナナはある計画を決行しました・・・・・・・・・・