一話チャナナの悩み

はてさて、ここはチャー学校の吹奏楽部。
いつもはわいわいがやがやなんですが、今日はいような静けさが・・・


????「・・・・・・ってことなの。
     一大事ってこと、わかる?」

????「そんな事分かるよ!で、どうすんの?
     チャナナ部長!」

????「そうだよ!どうすりゃいいんだよ!」

チャナナ「ようするにね、QBB。
     今度の部活紹介の時に、宣伝しまくるの!」

QBB兄「どうやって?」

????「どうやってって・・・そりゃあ、
     今まで練習してきた曲を吹けばいいんじゃないの?」

QBB弟「まだ未完成」

????「トランペット担当のポログはどう思う?」

ポログ「担当楽器言うのやめてくれないか?ニナチャ。
    僕は、教本に載ってるやつでいいと思うけど」

チャナナ「しょうがないわ。
     三日後に同じ事聞くから、案を練っといて!」

その他「は~い!」

チャナナ「じゃあ練習!B♭の音階を8ぱく!」

ド~レ~ミ~ファ~ソ~ラ~シ~ド~♪

金管、木管楽器の音が校舎の廊下に響き渡っています。
けれども、いつもの元気さはありませんでした・・・・
それぞれが空元気でいるせいか、
それがよけいに引き立てているようでした。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第119号
ページ番号
2 / 5
この作品について
タイトル
チャ・ソング
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第119号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約1ヵ月5日