Mission1  後編

シュリケン「いててて・・・・・ん?」

子供チャオがいた

ハル「いたたー・・・どしたの?」

シュリケン「いや・・・子供チャオ」

周りは牢でかこまれている、そしてすみっこに・・・子供チャオがいる

ハル「あ・・・ホントだ」

するとコインが上から落ちてくる

コイン「ぎやああああああああああ!!!」

シュリケン「あ、コイン」

するとコインはしりもちをつく

コイン「いたたたた・・・あ、ポーンさん、ビショップさん(※)」

※任務の時はコードネームで呼びます

コイン「それに・・・」

コインがそういうとシュリケンとハルは頷く

ハル「じゃあ・・・この子を・・・」

ハルがそういうと子供チャオは嫌がる

シュリケン「お前が怖ぇんじゃね~の~?」

ハルはシュリケンにハイキックを喰らわす
シュリケンは吹っ飛ばされる

シュリケン「つー・・・」

コイン「何で出るのが嫌なんですか?」

子供チャオ「うう・・・だって・・・ご主人様が怖いチャオ・・・」

子供チャオがそういうと上の方からドシーン!!という音がする

一同「!?」

するとシュリケンは言う

シュリケン「おいてめぇら、さきに帰れ。こいつは俺が連れて帰る」

コインとハルは『えっ』という顔をする
・・・がシュリケンがジッと見つめているからか
コインとハルは頷く

するとコインとハルは驚異的なジャンプ力でもと来た穴を飛び出す

シュリケン「・・・さて、おい、どうする?」

シュリケンがそう言うと子供チャオは首を横に振る

シュリケン「・・・自由になれるんだぞ」

シュリケンの言葉に子供チャオはピクッとする

子供チャオ「・・・ほんとチャオか?今・・・ここにいるよりも自由になれるチャオか?」

シュリケンは首を縦に振る

子供チャオ「・・・わかったチャオ、行くチャオ」

シュリケン「OKだぜ。お前、名前は?」

子供チャオ「・・・ローグチャオ」

子供チャオは少しためらいながら言う

シュリケン「よっしゃあ、ローグ、行くぞ!」

シュリケンはそういうと子供チャオを担ぎ、落ちてきた穴をジャンプする
そして上に出た時、そこにいたのは・・・

ローグ「G−502・・・」

胸にG−502と刻まれたロボットがいた

G−502「シンニュウシャハッケン、シンニュウシャハッケン。タダチニセントウモードニウツル」

G−502はそういうとロケットパンチを撃ってくる
シュリケンはそれをあっさりと避ける

シュリケン「ローグ、少しここにいてくれ」

シュリケンはそういうとローグを隅に降ろす

ローグ「え?」

シュリケンは小さな鎖のついた手裏剣を取り出す

シュリケン「すぐに片ァつく。いくぞ、G−502!!」

シュリケンはそういうとジャンプする

G−502「ピピピピ・・・ロックオンカンリョウ、ハッシャシマス」

G−502はそう言うと戻ってこなかったロケットパンチが発射された場所からミサイルを発射した
しかしこれもいとも簡単に避ける

シュリケン「終わりだ。・・・無限手裏剣攻式伍の形『巻蛇』!!(むげんしゅりけんこうしきごのかた『まきへび』)」

シュリケンはそういうとさきほどの鎖のついた手裏剣を投げる
すると手裏剣はG−502の周りをぐるぐる回り、鎖でしめつける

G−502「シュウウウウ・・・キノウテイシ、キノウテイシ」

するとシュリケンはローグを担ぎ、逃げる

場所は変わってチャオ幼稚園―潜入部本部

コイン「まだですかね・・・」

そのとき、扉が開く

シュリケン「おーす」

ローグ「ど・・・どうもチャオ」

二人がそういった瞬間、モニターの電源がつく

「どうやら成功したようだな」

そこにキング(影で顔は見えません)が映し出される

全員(ローグ以外)「はい!」

するとローグがシュリケンから降りてキングにこういう

ローグ「仲間にしてくださいチャオ!!」

一瞬沈黙が走る

「ふっ、私に聞くな、現場にいる奴等に聞くのが筋だろう」

するとモニターの映像が消える

ローグはシュリケン達の方へ向く

シュリケン「そんなんなぁ・・・・・・・・・・」

シュリケンはすこし溜める

シュリケン「良いに決まってんじゃねぇか」

ローグ「やったチャオ!」

こうして仲間が増えた潜入部、これからどうなっていくのだろうか・・・








シュリケン「じゃあ、今から特訓な」

ローグ「え!?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第257号
ページ番号
3 / 5
この作品について
タイトル
チャオ幼稚園潜入部
作者
DX(DXチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第254号
最終掲載
週刊チャオ第261号
連載期間
約1ヵ月19日