Mission1 前編
日が沈む・・・潜入部集結の時!!
Mission1「救出せよ!子供チャオ」
場所は大豪邸、そこの地下にある牢獄・・・
そこに誰かが歩いてくる
「おい!ちび助!餌だ!」
その人は木の実を投げ入れる
するとその牢獄に入っている子供チャオがむしゃむしゃと食べ始める
「さっさとでかくなれよ・・・お前はアレへと進化するんだからな!」
*
場所は変わってチャオ幼稚園―潜入部本部。
「諸君、今宵の任務は子供チャオを助け出す事。場所はB地区の豪邸、では諸君、気を抜くんじゃあないぞ!」
潜入部部員(一人を除く)はモニターに向かって敬礼をする
そのあと、除いた一人をぶんなぐって、連れて行く
また場所は変わって豪邸前
シュリケン「ってーなー、うーわ、腫れてんじゃん」
ハルは呆れてこう返す
ハル「敬礼ぐらいしなさいよー、まったく・・・」
コインはノートパソコンでなにかを打ち込みながらこういう
コイン「まぁまぁ、そんな事は今はいいです。・・・それよりこの家、異常なほどセキュリティが・・・」
コインはノートパソコンをシュリケン、ハルに見せる
そこにえがかれていたのはここの豪邸の立体図であった
コイン「さっきハッキングしてとったデータなんですけど、見てください」
コインはノートパソコンのエンターキーを押す
・・・すると突然、セキュリティがどこにあるかがさきほどの豪邸立体図に現れた
コイン「まず初めに、ここなんですけど、見てください」
コインは玄関を指差す
シュリケン「うーん?・・・うわっ」
コイン「そうです、赤外線、きっとこれに触れると警報が鳴り響くのでしょう。次に・・・・・」
コインはどんどん説明していく
ハル「なるほどねぇー」
シュリケン「Zzz−」
ハルはシュリケンのみぞおちにパンチをする
シュリケン「ぐほぁ!」
コイン「では、潜入開始ですね」
そういうとコインはロックがかかっている門のパスワードを入力するところにパソコンのコードを繋ぎ、カタカタと何かを打っていく
ビー、ガシャン!
そう音がなると門が開く
シュリケン「・・・いつみてもすげーなーお前、どうやってんだよ・・・」
コイン「企業秘密です☆」
コインはそういうと中に入っていく
シュリケンとハルも入っていく
そこにはひろーーーーーーーい庭があった
シュリケン「ここにはトラップは無いのか?」
コイン「無いです」
即答かよ!とツッコむ暇も無く進んでいく
そしてたどりついた玄関。
シュリケン「さ、中に・・・」
ハル・コイン「そんな簡単に入れる訳ないでしょ」
ハル「じゃあ、ここはロックじゃないみたいだし、私が・・・」
ハルはそういうと工具を取り出す
ハル「鍵穴は四つ、これ全部本物?」
ハルがそういうとコインはこう返す
コイン「いえ、一つだけ本物です。他の所をやってしまうとトラップが発動してしまうみたいで・・・」
そうコインが言うとハルは集中しだす
ハル「・・・(ここはどうするか・・・本物は一つ・・・上と下はどうか・・・でも・・・上から二番目、三番目も怪しい・・・なら)」
するとハルは工具を構える
シュリケン「(お!わかったのか!)」
するとハルは一番下の鍵穴をがちゃがちゃと工具で開ける
がちゃ
開いた
ハル「どうだ!」
コインとシュリケンは拍手する
ハルは扉を開ける
そこには何も無い、普通の玄関だ・・・いや、そこらへんの玄関よりかは結構でかいが
コイン「赤外線センサーですか・・・どうしますかね・・・これを切るスイッチがどこかにある筈なんですが・・・」
シュリケン「それより、さっきの鍵、どうしてあそこだって分かったんだ?」
ハル「それはね・・・勘☆」
コイン・シュリケン「(こぇぇぇええええええ!!!)」
そして沈黙が五分間続いた後・・・
シュリケン「この廊下の一番奥のアレだな」
そこにはキラリと光る物があった
コイン「でもあそこまでどうやって・・・」
シュリケン「アレが一台あるじゃねぇか、赤外線スコープ(定価三十万九千八百円)が。・・・あれで俺がスイッチを切る」
シュリケンはそういうと赤外線スコープ(定価三十万九千八百円)をとりだしたコインからそれを受け取り赤外線をかいくぐっていった
コイン「(すごい・・・)」
シュリケン「・・・よしっ」
シュリケンは奥までたどりついてスイッチをパチンと切る
そして赤外線スコープを外した瞬間、
ガシャン!!
そう音をたてて砕け散る赤外線スコープ(定価三十万九千八百円)
シュリケンはコイン達を見て、ニコッと笑う
コイン「(えええぇえぇぇぇぇえええ!!)」
ハルは一発シュリケンの頭をなぐる
するとハルとシュリケンは奥にどんどん進んでいく
コイン「あ、ちょっと・・・そのさきには・・・落とし穴が」
コインがそう言った瞬間、シュリケンとハルは落ちる
シュリケン「ぎゃああああああああ!!!」
シュリケンとハルが落ちたさきには・・・