第12話「フィンレイの狙い」 シルバー編

こっちはシルバー編です!
チャオリン編と同時進行ですー。
さてさて、あの後シルバーはどうしたんでしょうかね・・・?
ではでは本編へ☆



僕・・・何処に居るんだろう・・・?

意識薄らぐその中で、ぽつりと呟く。
なんだか・・・冷たいところ・・・。
そういえば、僕さっきまで何してたんだっけ・・・?
寝ていたら、チャサリンに起こされて、追いかけて行って・・・。
追いかけて行って・・・その後は?
分からない・・・。そこで記憶が途切れてる・・・。
でもそれも、目を開ければきっと分かる。
そう思って、ゆっくり目を開けた。

僕は、仰向けに寝ていたみたいで、最初に天井が見えた。
なんか薄暗いところだ。
それから体を起こし、辺りを見回すと、周りには縦に鉄の棒がたくさん刺さっていて・・・。

シルバー「って事は、ここ・・・牢屋とか?」
そう呟いた時、後ろで声がした。
「そのとーりだよ」
この甲高い声は・・・フィンレイだ・・・。
さっと後ろを振り向くと、悪戯っぽく笑っているフィンレイが居た。

フィンレイ「ようこそ、ダークパレスへ」
僕は、まだ笑っているフィンレイを睨みつけた。
フィンレイ「分かった分かった。どうやって君をここに連れてきたのか知りたいんだろう?・・・君は、チャサリンに起こされたと思ってるね?そこが既に違うんだ。君が追っていたのは幻影・・・。つまり、僕が創り出した、幻ってわけさ!」
僕が追っていたのは、幻・・・?
そう信じたくは無かったけど、それなら辻褄が合う。
チャサリンの様子がおかしかったのも・・・。
その時、ふと疑問が浮かび上がった。

シルバー「そこまでして、どうして僕をここへ?」
それを聞いて、フィンレイの顔にまた笑みが浮かび上がる。
フィンレイ「ふふっ・・・。僕は追い求めているのさ。強い力を・・・究極の力を・・・!そこへ、究極魔法を扱える君が現れた」
フィンレイは、僕の驚いた表情を読み取って、話を続ける。
フィンレイ「隠したって無駄だよ。僕には分かる。・・・君は、究極魔法を簡単には使わないようだね。そんなのもったいないよ・・・。僕にも考えがある。・・・あの子を使わせてもらうよ・・・」
僕はその言葉を聞いて、不安が過ぎった。

シルバー「あの子って・・・」
フィンレイはニヤリと笑った。
フィンレイ「君の一番大切なチャサリンだよ」
声を低くして、皮肉たっぷりに言う。
フィンレイ「チャサリンに少し仕掛けてくるのさ」
そう言い終わると、フィンレイの体は、どんどん薄くなっていた。
シルバー「待てっ!!」
僕は、フィンレイの体を掴もうとしたが、手は空をきった。
フィンレイ「君の反応、楽しみに待ってるよ・・・」

僕は確信した。
チャサリンが危ない・・・。
助けに行く前に、なんとかしてここから抜け出さないと・・・。
何か・・・何かここから抜け出す方法・・・。
僕は辺りをぐるりと見渡した。
その時、視界の隅に何かうごめくものが映った。
続く

んー・・・だんだん良く分からなくなってきちゃってます・・・。
次回は・・・『再会』です。
って事はついに―――!?
そりでは~♪

このページについて
掲載号
週刊チャオ第49号
ページ番号
23 / 29
この作品について
タイトル
チャオ☆ウィザード
作者
フライヤ(ふりゃ)
初回掲載
週刊チャオ第40号
最終掲載
週刊チャオ第55号
連載期間
約3ヵ月16日