25話 新たな敵?!前半
ハリケンシ「はぁ・・はぁ・・・急げっ!!ニュートラル城までもうすぐだからっ!!」
私達はついさっき大きな音がニュートラル城からしたので、ニュートラル城へと引き返している所だった。
・・・みんなの顔は緊張でこわばっていた。
そう・・・私も分かる・・・絶対ニュートラル城に良いことがおこったのではないってこと!!
さっき聞いたのは爆発音のような音だった・・。
どう考えても・・・いいことがおこったとはおもえないっ!!
私はそんなことをおもいながら、ニュートラル城前の角を私達は曲がった・・・
・・・・・・・
私達はさっきの角を曲がって、ニュートラル城をみたとき、唖然として・・・声がでなかった・・・
だって・・・私達が見ているのはもうさっきまでの跡形すらない、残骸で一杯のニュートラル城だった・・・
フライヤ「こ・・・れ・・ど・・・いう・・・」
私の声はとぎれとぎれになっていた。
チャライン「・・・同じだ・・・」
ルイス「え?」
チャライン「同じなんだよ・・・チャオタウンが破壊されたときと状況がっ!!!またしてもライラル達のしわざだ!!」
チャラインは悔しそうに地面にひざまついて、下を向いてそういった。
・・・本当だ・・・
建物も場所も違うけど・・・
状況はまったく同じ。
チャオタウンも建物の跡形もあく破壊されていた・・・
ってことは・・・今回もライラル関係だって・・・いうの?
ルイス「・・・・この・・・気配・・・もしかして・・・」
ルイスはしたをむいてポソっとそいつぶやいた。
私の耳にはとどかなかったけど・・・
チャルス「・・・父上は・・・父上はどうしたんですっ!!!もしかしたらまだ生きているかもしれない!!助けにいかなくては!!」
ちょっとおくれて正気に戻ったチャルスはそういって慌ててニュートラル城のほうに向かおうとした!
だが・・・
ルイス「・・・待ちなさい。」
ルイスは冷静にそう言った。
チャルス「な、何をいうのですか!いそがなきゃ父上はっ・・・」
ルイス「悪いけど・・・貴方のお父様はもうここにはいないわよ・・・生きていたとしても・・・別の空間だわ・・・」
ルイスは冷静にそうチャルスにつたえる・・・
チャルス「ど、どうしてそんなことが・・・」
チャルスはルイスにそう尋ねたが、ルイスはそれをまったくきいてないようで次の言葉を発した。
ルイス「いいかげん・・・でてきたらどう?私の目をごまかすなんて・・・そうはできないわよ?・・・ウクレル・・・」