22話目 ニュートラル城は目の前!! 後編
チャオチャオ「フライヤ~ハリケンシ~ニュートラル城はすぐそこですぅ!!急ぎますよぉ~道ならとっくに調査ずみですから~」
ムンズッ!!
チャオチャオは怪しい声(どんな声かは貴方の想像次第です 笑)でそういったと同時にそばにいてぐったりとしているチャラインと何がナンダかさっぱりといったチャニムの両者の手を掴んだと同時に走り出した。
フライヤ・ハリケンシ((壊れたな・・・チャオチャオ・・・))
私達2人は心のなかでそうため息?をついた。
でもチャオチャオを見失わないように、エディンとルイスを連れてチャオチャオのあとに続いた。
そのあと、ニュートラル城につくまでのことはほとんど覚えていない・・・
無我夢中でチャオチャオについていったから・・・それにしても・・・チャオチャオ足早っ!!
走るの得意なハリケンシですら隣で息を切らしてるよ・・・
チャオチャオ「え~っと、ここがニュートラル城です~。」
チャオチャオはもとに戻ったのか、息を切らしてぜいぜい言ってる私達をよそ目に、平然と話している。
でも、結構な距離はしったのに(しかもかなり早いスピードで!)息切れてないチャオチャオもすごいよ・・・
まったく感心しちゃう・・・
私なんてもう死にそうなのに・・・
とりあいず、皆疲れているようだけど、私達は、ニュートラル城の入り口(門)へと足を運ぶ。
チャオチャオ「あの・・・すみません。王様にちょっと用事があるのですが、通してもらえませんか?」
チャオチャオは門番らしき人にそう言うが、やはり、スグには通してもらえないだろう・・・。
門番「だめだ!!君達のような子どもが、王様になんのようだっていうんだ!!」
私の予想は大当たり。でもあの門番最悪だっ!!
私達はいちお(?)れっきとした大人(成体)なのだから!!!
私がムッとして、門番のほうを見てると、ハリケンシが1歩前にでた。
ハリケンシ「すみません。これをあずかって王様に渡してくれとのお願いがあったのです。」
ハリケンシは手にもっている魔空石をみせて門番にそう言った。
門番「そ、それは魔空石!!それをもってるってことは・・・お前ら・・・ライラルの手下かっ!!」
門番が結構大きな声で叫んだ(言った?)ので、あたりがざわざわと騒がしくなる。
フライヤ「ち、違いますっ!!」
私は慌てて、いつも持ち歩いている、身分証明書みたいなのをとっさにとりだして、門番の目の前につきつけた。
フライヤ「私はヒーロー(地上)の王女です!!決してライラルの手下なんかじゃありません。皆もですっ!!」
私はキッパリとそういいきった。
門番はちょっと引いていたが、私の持っている身分証明書をまじまじとながめて、ちょっと待ってろ!!っと1言言って、
トランシーバー(?)みたいなもので中と連絡をとっていたようだった。
ちょっとして・・・
門番「許可が出た。入って良い。ただし案内をつけるから変なところへは行くなよ!!必ずだ!!」
門番は私達をまだうたがっているらしく、そういって門を開けた。
中に入ると、女の執事のような人が私達を出迎えてくれた。
執事「こんにちは。私についてきてくださいね。王様のお部屋までご案内いたします。くれぐれも違うところへはいかないように。」
・・・・このチャオも私達のことをうたがっているのね・・・。
なんでこんなに、ここのチャオは疑い深いのかなぁ・・・
やっぱライラルが現れたせい??私はそんなことをおもいながら、執事をあとについていった。
続く☆