20話 風の領域への道 前編
私達は寝ているところをアイチェとキャンディにおそわれて、大変な思いをすることろなっていた。
2人は部屋を荒らしていったのでそのあとかたずけが必要だったからだ。
それにしても・・・寝ているところおそうなんて最悪だわ!!
まったく!!エディンがおきなかったらどうなっていたか・・・もう!!
エディン「この割れたガラスは私の時の魔法でなおしておくね。でも早めにねたほうがいいよ。フライヤも!!明日は早いから。」
エディンは割れた窓ガラスのほうをみながらそう答える。
フライヤ「そうだね・・・もう寝てもいいの?あとかたずけまかせてもいいの?エディン?」
エディン「そうね。別に良いわよ。フライヤさっきまで起きてたし・・・もういいかげん眠いでしょ。早くねていいよ。私、あとやっとくから・・・」
エディンはそういいながら、あたりにちらばったガラスのかけらを1つの場所に集めていた。
フライヤ「分かったぁ・・・じゃごめんね。あとはお願いします~」
私はそういうとベットに倒れこみ、すぐさま寝てしまった・・・・
ピチチ・・・・
ん・・・・?朝か・・・・
私はベットのなかぱちっと目がさめた。
フライヤ「ふぁぁぁ・・・皆もうおきたのかな・・・??」
私は1人ごとをつぶやきながら、ベットから身を起こす。
私の真正面にある、昨日割られたはずのガラスはひび割れもなく見事もとにもどっていたし、部屋の中のきれいに掃除されたいた。
まるでなにもなかったかのように・・・
流石エディンだ・・・時の魔法ってこういう使い方もできるのね~
便利だわ・・・私は妙に1人で納得しながら、ベットを降りて、寝室ではないほうの部屋の扉を開けた。
フライヤ「おはよぉ~」
私が軽く挨拶すると、みんなはもうちょっと前からおきていたようで、元気良く挨拶を返してくれた。
その後、食事が運ばれてきて、それを食べた後、私達は出発することになった。
フライヤ「どうもお世話になりました。」
私は玄関先のところで、軽くホテルの人達に挨拶した。
受けつけチャオ「いえいえ・・・よかったらまたいらしてくださいね。」
王女である私がいるせいかよくは分からないけど、
ホテルのチャオ達は全員で私達を見送ってくれた。
私達の目的地はニュートラル神殿。
そこは風の領域なので、風の門をくぐらなければならない。
チャオチャオ「まず・・・ニュートラル神殿にいくには風の試練をクリアしなければなりませんね。」
チャオチャオは地図らしきものをひろげて、歩きながら話す。
チャライン「また試練クリアするのかよ!!水の試練だってやっとだったのに・・・うまくいくのかよ・・・」
チャラインはめんどくさそうな顔でそういう。
チャニム「しかたないぜ・・・天界で他の領域に行くためには、どうしてもその領域の試練をクリアしなければいけないんだ!!」
チャニムはおれだっていやだぜ。っと最後に付け加えてそういう
チャオチャオ「え~っと・・・今回は・・・風の試練だから・・・きっと空関係だろうね。僕はまだ通ったことないからわからないけど・・・みんな飛ぶ自信は??」
チャオチャオはみんなの顔を見まわして聞いた。
フライヤ「私!!今回はばっちりよ!!飛ぶのだったらまかせて!!」
私は自信満々にそういった。
だって飛ぶのだけには自信があるもん!!
現にヒーロー神殿の4階から飛び降りても全然うまくいったし・・・♪
ルイス「私もOKよ☆ちょっとした谷くらいならひとっとびで平気だもの。」
ルイスも自信ありのようだ。
エディン「ごめんなさい・・・。私・・・あんまり自信ないわ・・・」
エディンはとても心配そうだった。
チャライン「おれも・・・飛行に苦手分野なんだ。」
どうやらチャラインも苦手みたい・・・
フライヤ「チャオチャオやチャニム、ハリケンシは?平気なの???」
私は3人をみて言った。
ハリケンシ「そんなに自信があるほどじゃないが・・・いちお1人前には飛べるぞ。」
チャオチャオ「僕も。苦手分野ってわけじゃないですね・・・。まあ飛べます。」
チャニム「ああ・・・余裕。結構いけると思うぜ!!」
この3人は大丈夫っぽい・・・
問題はエディンとチャラインだけど・・・。
後編へ☆