18話目 ちょっと休憩? 後編
フライヤ「はい。どうぞ。」
私は時計を確認した。今の時間なら食事をもってきたのだろう。
ドアのそとからはいい香りがする。
案内チャオ「食事、おもちいたしました。テーブルの上にならべてよろしいですか?」
フライヤ「はい。お願いします。」
私は礼儀正しく答えた。
みんな私のほうをジーっとみている。
フライヤ「皆さん、テーブルにつきましょう。」
私は皆の前でこんな言葉使いをするのははっきりいってキライだったが、ここでは王女で入っているので礼儀ただしくしなければならなかった。
しかもチャラインなんて私の言い方をきいて笑いをこらえてるんだよ!!
こういうのは許せないんだけど・・・(怒)
私がそんなことを考えているうちに案内チャオはテーブルの上に次々を料理をのせていった。
案内チャオ「食事は食べ終えたあとそのままにしておいてください。寝室は左がわのドアをはいったところです。でわ、ごゆっくり~。」
案内チャオはお決まり(?)のセリフをいってその場から立ち退いた。
チャオチャオ「おいしそうですね~☆でも僕ナイフの使い方とか知らないんですけど・・・」
チャオチャオは目の前にならべられたタクサンのナイフやフォークをみてそういう。
フライヤ「簡単なのよ。外側からつかっていけばいいんだから。」
私はさっそく1番外側のナイフとフォークをとって食べ始めた。
みんなはちょっととまどってはいたけれどなんとか食べているようだった。
食事後・・・
ハリケンシ「うまかったなぁ~」
ハリケンシはとても満足そうにそう言った。
ルイス「全部フライヤのおかげですね~♪ありがと!!」
ルイスはニコニコしながらフライヤにお礼を言った。
フライヤ「どういたしまして☆それよりこのあとどうする? もう寝ちゃう?明日は早いし・・・」
エディン「そうだね~明日は早いもん。」
私達はそんな会話をしながら寝室に入った。
チャニム「すっげ~こんなところで寝るのか?」
チャニムはあっけにとられたように言った。
チャライン「このベットフカフカだぜ~ほら!!」
チャラインはさっそく、ベットの上に乗っかって、ジャンプしている。
フライヤ「だめ~それやっちゃ!!ベット壊れちゃうの・・・あと男の子は向こうね☆」
私は寝室のさらにおくにあるドアを指差して言った。
チャオチャオ「寝るところ・・・違うんですか?」
チャオチャオは不思議そうにそう言う。
フライヤ「基本的にはね。まあ遊びにきてもいいけど・・・今日ははやくねるんでしょ?私達もねるから!!ほら行って行って!!」
私はチャオチャオ達をせかすようにむこうにいかせたあと、ベットのセットをし、電気をけしてベットにはいった。
・・・・・
・・・・・・・(カチ、コチ。)
時計のおとが静かなあたりに響いている
・・・・眠れない・・・なんだか・・・胸騒ぎがする・・・
すぅすぅ・・・
部屋のどこかで寝息のようなものも時計の緒とに混じって聞こえている
エディンと、ルイスはもうねたのかな・・・
そうおもって私はちょっとベットから体を起こした。
その時だった!!
ガシャ!パリーン!!
どはでな音とともに私達の寝室の窓ガラスが私の目の前で割れた。いや・・・割られた。
闇にとけこむようにそこにいたのは・・・
2匹のダークチャオ達だった・・・。
続く★