１８話目　ちょっと休憩？　中半（？）

私達は４階の豪華な部屋に案内された。
案内された部屋には真中にテーブルがあり、そのそばにちょっと大きめのソファーがあるくらいのシンプルな部屋だった。でもシンプルだが、豪華なことにかわりはなかった。
電気とかはシャンデリアっぽいし・・・
それに4階にはほとんど人がではいりしてない・・・
そんなところからみると、ホテルで１番いい部屋なのだろう。
ベットがないところをみれば、寝室と分かれているようだ。
案内チャオ「でわ・・・ごゆっくりどうぞ・・・食事はおもちいたしますので・・・」
案内チャオはそういうと、ドアをしめて、下に下りていった。
案内チャオがいなくなったとたんみんなは話はじめた。

チャニム「・・・・ずいぶんと豪華部屋だけど・・・大丈夫なのか？オレ達あんまりリング持ってないんだぜ？借金させるきなのか？」
チャニムは心配そうに言っていた。
エディン「平気！平気！！料金はいらないって！！受付の人そういったよ。」
フライヤ「まあ，平気なんじゃない？」
エディンと私は笑いながらそう答える。
チャニム「料金いらないって・・・・ここをただで貸してくれるってことか？！」
チャニムはかなり驚いたようにそう聞き返す。
エディン「そうだよぉ～」
エディンはニコニコしてる。
チャライン「ところで・・・エディンさっき受付のチャオになんていったんだ？」
チャラインはさっき私に聞いた質問をそのままエディンにたずねる。

エディン「ああ・・・受付のことね・・・え～っと、ヒーロー領の王女様が泊まるから・・・それならただでもいですかぁ？ってきいたんだけどぉ～？？」
エディンはにっこりとして答える。
一同（エディン・フライヤ以外）「ええええええええ～っ！！！！」

チャライン「おい！ばかか！！それがウソだってばれたらどうするんだよ！！」
チャラインは大慌てで小声でささやく。
チャニム「・・・・それでよくとおったな・・・受付のチャオにうたがわれなかったのか？」
チャニムは驚きながらもあきれている。
ルイス「ウソついたってばれたら犯罪ですよ！今のうちにあやまったほうが・・・どうしましょう・・・」
ルイスなんてもうパニック！！どうしましょう・・・どうしましょうの連発だ。

エディンと私はクスクス笑っている。
だって・・・みんなの慌てよう面白いんだよ・・・。
まあ笑ったら失礼だね・・・
フライヤ「エディン・・・いいかげんおしえてあげよ・・・」
私はエディンにコソっと言った。
エディン「そうだね～なんか面白いけど・・・（苦笑）」
そういうとエディンは皆に１言言った。

エディン「あのさ・・・ヒーローの王女様が泊まるってのはさ・・・ウソじゃないんだよ？」
エディンは苦笑しながらそういった。

・・・・・・
エディンの１言でいままでどたばたしてた皆はいっきに静かになる。
・・・・・
一同「エディンそれは・・・一体どういうこと（だ）？」
皆の声が一斉にハモったものなので私はまた大爆笑しそうになった。
だ、だって～みんなとっても唖然としてるんだもん・・・（笑）
エディン「そっかぁ・・・よくよく考えると知ってるの私だけだね～☆え～っと、ここにいるフライヤはヒーロー領の王女様だよ～つまりチャックス様の娘ってこと！！」
エディンはにっこりと笑顔で真相をつげる。
・・・・（ちょっとの間）
一同「うそ～っ！！」
チャライン「ちょ、ちょっとまて！！こ、このフライヤが王女？！まじかよ！！」
チャラインは慌てながらエディンに聞く。
エディン「だ～からそうだっていってるでしょ！！まあ、チャックス様は有名だったけどフライヤは一般にあんまり顔ださなかったから・・・私も知ったときビックリしたよ～」
エディンは苦笑しながらチャラインの質問にこたえる。

それにしても失礼なやつね！！
「この、フライヤが王女」だなんて・・・
たしかにちょっとおてんば（自分でいうか？）だけど、れっきとした王女なのに～っ！！

私がしょぼんとなってしたをむいていると・・・。
ルイス「そっかぁ～フライヤが強かったのって王族だからなんだね！！だってほら王族の人って小さいころから剣の練習するって聞いたことあるんだけど・・・？」
ルイスはちょっと王族（王様の家族、一族のこと。）についてくわしいらしい。
フライヤ「うんそうだよ・・・王族の人は小さい頃からいろんなことやるんだ。剣は面白いけど・・・勉強はめんどうだよ・・・私なんて何回脱走を試みたか・・・（涙）」（おいおい・・・）
エディン「・・・たしかに大変そう・・・。」
私達がそんな話をしているときだった。
コンコン。
部屋のドアをノックする音が聞こえた。

次いきます？？