特別編・神授神器１

チョーカー達が、旅館でみつけた地図と謎の部屋。
地図には、武器を示す印を。
場所には、儀式を漂わせる所を。

これは、２００年前の神授神器の話。

２００年前・雲の上の、世界・ヒーローガーデン

「カミチャマさん！駄目です！今日は、会議の日です！
コタツに入ってないで！ホラ、ミカンを食べるのもやめて。」

「えー・・・会議ぃ？ゴッドッドにパスね。」

コタツに入って、よくある怠けっぷりを出してるチャオ・カミチャマ。
どうやら、執事やら秘書系の人に、注意されている。
ちなみに、ゴッドッドとは、カミチャマの親友である。
と、同時に神授団の一員である。

「ゴッドッドさんは、ダークガーデンへ出張中です。
さぁ、行きますよぉ！ったくぅ・・・」

「・・・あーやめてー。引っ張らないでー」

棒読みで、引っ張られている。どうやら覚悟や心の準備ができたのか。

そんな事で、到着した神授団の本拠地。

「おーす。」

チョーカー「遅せぇよ！カミチャマ！」

鬼火「ジンギよ。早く会議を始めてくれよ！」

この二人は、現在連載中のキャラに酷似している
チョーカーと鬼火。それぞれ、神のみに許されたスキルを持っている。

ジンギ「わかった。始める。」

「あーあ。メンドクサイ・・・早く手短にしてくれよー・・・！」

「カミチャマよ。会議を始めたのに、いきなりか。
まるい実をあげるから、静かにしてくれ。」

「ういー。わかったー。」

ジンギの木の実如きで、カミチャマは静まった。

「では、改めて。会議の内容は、簡単だ。
先祖に武器を授けたいと思う」

「おいおい？超能力のスキルを武器にするのか？」

「いくらなんでも、無謀でゴザル」

「いや、大丈夫だ。エントレインメントとブラックスが
調べてくれた。結果を頼む！」

「はい。カヌさん。
皆さんの考えてるスキルを武器化させるのは可能です。」

「ジンギさんの持っている、神器の骨組み、を使うことになります。
つまり、粘土細工って仕組みです。」

この３人は、ヒーローガーデンの裁判などを主に担当する天才組みだ。
カミチャマやチョーカーと比べると差が激しすぎる。
計算テストー！なんて、やったら、負け同然だ。

「で、俺はスキルはあまり使わない・・・いや、緊急時にしか
使わないのだが・・・俺みたいな奴はどうすればいい？」

「そんなん決まってんじゃーん！
その武器を作ればー？」

天才組みとは、ちょっと違うが、真面目な、強い男
ディスクが、言った
カミチャマの返答は、珍しく、的中した。

「おーし！煙特製・ナギナタを作るぜ！」

チョーカーの言葉と同時に皆も作り始めた。
カミチャマとジンギ以外は。

「なーなー。ジンギー。紅神って集団作らないか？
全ガーデンを護る為の、集団だ。
チャオではなく、怪物ーってカンジで。」

「あ？紅神って、オマエよく知ってるな。
囚人が言ってた奴だろ？「紅神の集団が・・・あんな事に」とかの？」

「んーんー。合ってる。アイツは、一般人だったから
作れなかったんだ！だから、神の力を使って作ろう！ってワケだ。」

皆と離れて話している二人の所へ、皆集まったてきた。
それぞれの武器を持って。

「スナイパーガンってどうだ？」

「いいと思いますよ・・・？ねぇ」

「うん！私達は、コンビで使えるようにしたのよ！」

「もし、コンビが作られなかったらどうするでゴザルか？」

「その時は、その時よ！」

皆、武器を自慢している間、カミチャマと秘書はどこかへ。

「では、オマエ達の武器。大切に保管していろ。
今度の集会の時に使う。では、これにて解散！」

そう言って、皆解散したと同時に
ジンギも、カミチャマの所へ