第63話・地下での攻防

オニ「さて・・・。相手も、動けない様だし、地下へ連れてくか
おい。こいつ等を地下へ連れてけ。トドメの用意もな。」

鬼弟子「はい。」

ズザザ　ズザザ　ズザザ

忍刀とディスクは、引き摺られながら地下室へと連れて行かれた

地下室

あの二人は縄でグルグル巻きにされていた。

ディスク「忍刀・・・ここは?」

忍刀「地下室でゴザル。武器倉庫であり
唯一の、完璧防音・多彩な武器が揃った最高の部屋・・・
だが、何故ここに?
・・・・・・シッ。誰か来たでゴザル。気絶のフリを。」

トコトコ

オニ「よし。まだ寝てるな。おい!鬼台は準備できてるか?」

弟子「はい!準備完了です。」

オニ「じゃあ、この二人を。」

グググ　ドサッ

二人は、手術台の様な台に乗せられた。

オニ「縄を解いて、固定器具で動かせない様にしろ。」

弟子「はい」

シュルルルル　　シュッ

忍刀「二刀流・乱斬繰返!」

ズザザザザ　ザキン　ジャキン

弟子「ぐああああ・・・ウッ」

バタッ　バタッ

オニ「何!?」

ディスク「残念だったな」

そう。二人は、縄を解いた時、即座に逃げたのだ。
しかも、忍刀の刀のスキルで鬼弟子は気絶した。
世界はそれをチャンスと呼ぶんだぜ!

ディスク（パロるな。作者!）

忍刀「行くでゴザ・・・ぬうっ!?」

ガクン

オニ「ハッハッハッハ!今さっき、オマエ等が寝てる時痺れ薬
の飲ませておいたのだ!やっと効き目が出たか・・・
あの、野郎ヒヤヒヤさせるんじゃねぇよ・・・」

ディスク（ぬかったか・・・
ん?あの野郎・・・?もしや、アイツ等の味方?）

オニ「しかたない・・・俺が運ぶか。」