第62・退治不可能!?
オニ「槍攻撃か・・・!・・・!!!はぁぁぁぁ!」
ディスク「ぐっ・・・!」
オニは、ディスクの槍の刃の部分を掴んでいた。
何故か、切れて血などが出るはずなのに、傷すら付いてない。
ディスクの、槍が悲鳴を上げていた。
オニ「この槍・・・脆いな。」
バキィィィィィィン
カラン カラン
ディスク「!?俺の槍が!・・・やばい・・・状況は最悪だ・・・!」
そう。忍刀はボロボロに、ディスクは武器を無くし
敵は、全攻撃を極めた男なのだから。
ディスクが、一歩下がったその時、
忍刀「うぅぅぅ・・・ディスク・・・刀のスキル!二刀!
これを使え・・・」
カチャ
忍刀が、スキルで作った二本の刀をディスクに授けたのだ。
ディスク「忍刀・・・
フッ・・・行くぞ。」
タタタタター
オニ「突進して、斬るんだろ?お見通しだ!ハッハッハ!」
ディスク「!」
そう、ディスクの考えはオニにバレバレだったのだ。
ツルッ ズガァァァン
ディスクは、こけた。オニにボロオロにされるなら、と
思ったのだろう。
忍刀「ディスク・・・!」
オニ「ハッハッハ!雑魚の相手はツマラナイな!ハッハッハ!」
最悪の状況だ。
今さっきの、状態より最悪だ。何故なら全員戦闘不能の
状態なのだから。
オニ「さて・・・。相手も、動けない様だし、地下へ連れてくか
おい。こいつ等を地下へ連れてけ。トドメの用意もな。」
鬼弟子「はい。」
ズザザ ズザザ ズザザ
忍刀とディスクは、引き摺られながら地下室へと連れて行かれた