第64話・発見
オニ「ハッハッハッハ!今さっき、オマエ等が寝てる時痺れ薬
の飲ませておいたのだ!やっと効き目が出たか・・・
あの、野郎ヒヤヒヤさせるんじゃねぇよ・・・」
ディスク(ぬかったか・・・
ん?あの野郎・・・?もしや、アイツ等の味方?)
オニ「しかたない・・・俺が運ぶか。」
ズザザ
二人は、唯一動く口で抵抗した、が、動けないので
やはり、台に乗せられた。
忍刀「何をするつもりだ・・・?!」
オニ「改造だ。鬼の遺伝子と、同盟族達の遺伝子を
組み込んで、俺達の手下にする。」
ディスク(同盟族?・・・何者かとの強力か?だが、アイツ等の
種族は相当の嫌われ者だが・・・)
オニ「んー・・・まず解剖だ。何の武器にするか・・・」
忍刀(ヤバイ・・・なんとか逃げねば・・・!
んぐ!・・・ムリだ・・・)
オニ「お!この箱良いな!金の刀と銀の刀か・・・!
オマエ等の武器と一緒だな!じゃあ、これにするか・・・」
ディスク(モモテロウよ・・・すまん。果たせなかった・・・
今度は天の国で会おう!)
オニ「っぐ!なんだこの武器!痺れる!」
ビリリリリリ
オニの持っている二つの武器が、電流を放ったのだ。
オニ「だが・・・持てる!いくぞ!」
ヒュウウウウウウ
二つの刃が当たる瞬間・・・!二つの武器が、台の鎖を
斬ったのだ。オニの仕業でなく。
オニ「な・・・何!?」
忍刀「こいつ等・・・まさか!」
ディスク「伝説の・・・!」
オニ「!?何故オマエ等は余裕で持てる!?」
忍刀「おお・・・傷が癒されていく・・・!」