第60話・決意
~あらすじ~
忍刀とディスクは、神授神器を手に入れる為
地図にあった道場へ行った。実はそこは、忍刀が昔通っていた
道場で、二人の師匠がいるらしいのだが、行ってみれば
なんと、道場は乗っ取られていて・・・
忍刀「師匠!?どうしたでゴザルか!?」
???A「うぅ・・・?忍刀か?久しぶりだなぁ・・・!
いでで・・・。あーだだだ・・・」
忍刀「どうしたでゴザル!?こんな傷だらけで・・・」
???B「・・・やられたんだ。あいつ等に」
忍刀「ですが、あいつ等は師匠よりも弱そうでしたが・・・」
???A「ガハッ・・・前、教えなかったか・・・?
"強い敵は、正面から向かうんで無く、影から狙う"って
教えた俺等がやられても言い難いがな・・・」
忍刀「そうだったのですか・・・」
ディスク「・・・雰囲気的に聞き難いんだが
何故、あいつ等はここの道場を?やはり、お二人が強いからか?」
???A「俺等の道場を狙ったかって?そら、決まってやがる
環境・道場の設備・武器倉庫・そして、強力な二人組み
オマエも、道場破りだったら俺達みたいな道場選ぶだろ?」
忍刀「・・・・・・・
許さない。
ディスク殿、師匠達の手当てを頼む。」
忍刀は、道場の扉の前に立った。
ディスク「まさか、忍刀・・・!だが、あいつ等と戦う
理由なんて無い!それに、力で解決しても意味がない!」
忍刀「あるでゴザル。師匠を攻撃し、道場を奪った。
そして・・・鬼乱族である事。大丈夫でゴザル?」
ディスク「何!?鬼乱族!?撃退可能ってワケか・・・」
???A「やめておけ。力で勝てても、心とか何か、神秘的な
物では、アイツ等が勝っている。喧嘩腰で、すぐ戦おうと
するオマエ等が負けている。例え、ここで戦って勝っても
それは、本当の勝ちじゃない。アイツ等の勝ちだ。」
忍刀「・・・」
ディスク「・・・だが、アイツ等はこの世界を乗っ取ろうと・・」
???A「・・・!?そうだったのか・・・
なら、行け。世界とか救ったりするんだろ?」
忍刀「はい!」
ガラガラガラ
忍刀「お主等!拙者が切り捨て御免で、お主等を倒すでゴザル!」