~第三十五話~「毒蛇」

~第三十五話~

あらすじ

落とし穴の中に、チャピオカを見つけたブレイド。

ブレイドは、さっき忍者に助けてもらったときのロープを使って、チャピオカを助けようとした。

そして、チャピオカがだいぶ上ってきたところで、何かの声がした。

その生き物を見たチャピオカは驚いた。

果たして、その生き物とは。


チャピオカ:「何!」

チャピオカはびっくりした。

なぜなら、毒蛇の顔がすぐそこにあったからだ。

ブレイド:「あ、毒蛇。」

チャピオカ:「『あ、毒蛇。』じゃねえ。」

ブレイド:「悪い悪い。」

チャピオカ:「とにかく・・・。」

ブレイド:「急いだほうがいいぞ。蛇の顔がそこまで来てるから。」

チャピオカ:「のん気に言うな。」

チャピオカはそういって、完全に穴を登った。

チャピオカ:「ふー。助かった。」

ブレイド:「よかったよかった。・・・って、俺が助かってな~い。」

ブレイドがあわてて毒蛇を放した。

ブレイド:「ふ~。俺も助かった~。」

忍者:「大丈夫でござるか?」

忍者が駆け寄って来る。

ブレイド:「ああ。今のところはな。」

忍者:「ところで、他の三人を探さなくていいのでござるか?」

ブレイド:「あ、忘れてた。」

ブレイドは思い出したような顔をした。

チャピオカ:「忘れるなよ。」

チャピオカが言った。

ブレイド:「さて、早速探しに行くか。」

チャピオカ:「ああ。」

忍者:「わかったでござる。」

三人は、ゆっくりと歩き始めた。

そのころ、敵の悪チャオ達は・・・。

敵の悪チャオ:「こちら三百四十八隊。例のチャオの仲間がもう一人増えました。指示を願います。」

遠くにいる敵の悪チャオ:「もう一人増えたか。落とし穴に落ちてる奴らがいるはずだ。そいつらも仲間だ。合流させないようにしろ。それと・・・。」

悪チャオ:「はい、はい、了解しました。」

敵の悪チャオが、ブレイド達を倒すために、作戦を立てていた。

ブレイド達は大丈夫なのだろうか。

第三十六話に続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第101号
ページ番号
45 / 60
この作品について
タイトル
チャオ達の旅
作者
ハイパーカオス
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約7ヵ月20日