~第三十一話~「敵出現」
~第三十一話~
あらすじ
忍者の言葉で、名前しかない町にある次のヒントを探しているブレイド達。
名前しか知らない町の情報を得るため、図書館にいた。
そして今、それぞれが持ってきた本で調べているところなのである。
五人:「・・・・・。」
五人とも、まったく音ひとつ立てずに本を読んでいる。
ドッコーーーーーーーーン
しばらくすると、外で大きな音がした。
ブレイド:「(ピク)」
ブレイドがかすかに動いた。
チャピオカ:「よし。ブレイドが動いた。」
ブレイド:「くっそお。動いちまったああああああ。(またまた狂)」
チャピオカ:「まったく。負けたぐらいで狂うなよ。」
チャピオカがそういうと、やっぱりブレイドを殴った。
ブレイド:「痛っ。何すんだよ。」
チャピオカ:「ったく。どっちが先に動くかゲームで負けたぐらいで狂うなよ。」
残りの三人:「(そんなのやってたのか)」
チャロ:「ところで、さっきの大きい音って一体なんだったんだろう。」
チャルン:「さあ?」
チャルア:「もし仮になんかあったとしても、忍者が駆けつけて来るはずよ。」
チャルアがそう言った瞬間、図書館のドアが開いて、忍者が慌てて入ってきた。
忍者:「大変でござる。この町に悪チャオが襲ってきたでござる。」
ブレイド:「マジかよ。」
チャピオカ:「奴らもしつこいな。」
チャロ:「とりあえず、外に出たほうがいいんじゃない?」
チャルン:「ところで、悪チャオって一体何者?」
チャルア:「聞いた事のない名前ね。」
ブレイド:「あ、チャルンとチャルアには会ったことがなかったっけ。」
チャピオカ:「教えるより、実際見たほうが早いんじゃねえのか?」
チャロ:「そのほうがいいかも。」
ブレイド:「そうだな。じゃ、早速行くぞ。忍者、あいつらが現れたところはどこだ?」
忍者:「ちょうどこの先の空き地に急に現れたのでござる。」
ブレイド:「分かった。それじゃ、出発だ。」
残りの五人:「おお。」
そういうと、六人は図書館を走って出て行った。
図書館のチャオ:「おーい。コラーー。本は読んだらかたずけろーーー。」
この後、ついに敵と対決。
果たして、一体どうなるのか。
第三十二話に続く。