~第二十四話~「話し合い」

~第二十四話~

あらすじ

なぜだかは知らないが、作者からチラシのようなものをもらったブレイド達。

一体この後、どうするのか。


ハイパーカオス:「どうだ?この大会に出てみる気はないか?」

ブレイド:「別に出てもいいけど、この地図の封印を解いて殻でいいならね。」

チャピオカ:「五人だったら、ちょうどだな。」

チャロ:「じゃあ、監督って、誰にするの?」

ブレイド:「そういえばそうだな。」

チャルン:「ハアハア・・ふー。やっと追いついた。」

チャルア:「ハ、ハアハアハアハア・・早すぎよ・・・ハアハアハア・・・あなたたち・・・ハアハアハア。」

チャルンとチャルアが、息を切らして走ってきた。

ブレイド:「そうだ、作者を監督にすれば、敵のデータも分かるし、相手の弱点も分かる。よし、そうしよう。」

残りの四人:「(せこいこと考えるな~)」

チャピオカ:「でも、作者が持ってきたんだから、作者が監督になるよな。」

ハイパーカオス:「残念だが、俺は監督じゃなく、審判をするように、と、チャカラ社の社長からきつく言われているんだ。」

チャロ:「作者なのに?」

ハイパーカオス:「いやー、世の中は厳しくて。」

チャルン:「ところで、そのチラシみたいなものは何?」

ブレイド:「あ、そうか、チャルンとチャルアは見てなかったんだっけ。これだよ。これ。」

ブレイドは、作者からもらったチラシのような紙を見せた。

チャルン:「何々・・・『チャオバトルトーナメント開催』へー、そんなのが開催するんだ。」

ブレイド:「それで、その大会に参加してくれって。」

ハイパーカオス:「そんなことは言ってないぞ。まあ、結果的には参加してもらう予定だったけどな。」

チャルン:「へー・・って、ええええええええええええ!(驚)」

チャルア:「ほんとに参加する気?」

ブレイド:「一応本気だけど。」

チャロ:「でも監督がいないから・・・。」

ハイパーカオス:「その点なら大丈夫だ。出て来い。」

???:「はっ。」

作者の後ろにあったらしい(らしい?)穴から、誰かが出てきた。

ブレイド:「誰だ?作者。」

ハイパーカオス:「今は名前は明かさないでおこう。戦う日になったら、教えてやる。」

???:「そういうことだ。仮の名前で、『忍者』と、呼んでくれてよい。」

ブレイド:「じゃあ、早速、封印を解くか。」

ハイパーカオス:「早く封印をとけ。ぜんぜん話が進まなくて困ってるんだ。」

ブレイド:「お前がそうしてるんだろ。」

ハイパーカオス:「まあな。じゃ、これで。ハイパーカオスコントロール。」

バリバリバリ・・・バシュン

作者が消えた。

ブレイド:「よし。早速封印を解くぞ。」

三人(チャルアと忍者を除く):「おお。」 チャルア:「ええ。」

ブレイド:「それじゃ、祠にダッシュだ。」

ブレイドがそう言うと、六人は、一気に駆け出した。

このページについて
掲載号
週刊チャオ新春記念特別号
ページ番号
29 / 60
この作品について
タイトル
チャオ達の旅
作者
ハイパーカオス
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約7ヵ月20日