~第二十二話~「不思議な祠(後編)」
~第二十二話~
あらすじ
祠に行くために、チャルンの家を出たブレイド達。
そして、護衛チャオを倒し、祠の前まで進んできた。
そこには、チャルンの友達(?)のチャルアがいた。
チャルンとチャルアは、残りの三人のことを忘れて話していた。
ブレイド:「もしかして俺たち、忘れられてない?」
チャピオカ:「そのようだな。」
チャロ:「確かに。」
チャルン:「ところでチャルアは、どうしてここに?」
チャルア:「なんだかしらないけど、たくさんの悪そうなやつらがこの町を通っていったときに、何かを落としていったの。」
チャルン:「まさかそれって・・・これじゃあ。」
チャルンがあの地図を出した。
チャルア:「何だ、チャルンも持ってたんだ。」
チャルン:「やっぱりね。」
チャルア:「ところでチャルン、後ろの三人は誰?」
ブレイド:「(あ、やっと気づいてくれた)」
チャルン:「ああ、紹介がまだだったね。右から、チャロ、チャピオカ君、ブレイド君。」
チャルア:「始めまして。私はチャルン。」
ブレイド:「ブレイドだ。」
チャピオカ:「チャピオカだ。」
チャロ:「チャロです。」
チャルン:「ところで、早くあの封印を説く方法を調べないと。」
ブレイド:「そうだな。」
チャルア:「何のこと?」
チャルン:「あ、チャルアには、まだ説明してなかったね。」
チャルンは、今までのことを全て話した。
チャルン:「・・・・・・・と、いうわけなんだ。」
チャルア:「ふーん。なるほど。」
ブレイド:「ちょっと祠を見せてくれないか?」
チャルア:「別にいいけど。」
チャルアは祠の前からどいた。
ブレイドは祠を隅から隅まで見た。
ブレイド:「ん、何だこれは。」
チャピオカ:「どうした、ブレイド。」
ブレイド:「なんか書いてあるんだ。」
チャルン:「どれ?」
ブレイド:「これだよ、これ。」
ブレイドが指を指した。
チャピオカ:「何だ?」
チャルン:「なんて書いてあるかわかりませんね。」
ブレイド:「ぐうせあぐくいふあでじりううてぐ。」
チャピオカ:「は?何言ってんだブレイド。」
ブレイド:「いや、なんか頭の中に言葉が浮かんできたんだ。」
チャピオカ:「あ、そう。」
チャルン:「もしかして、その言葉が封印を解く呪文だったりして。」
チャロ:「ありうるかも。」
チャピオカ:「ブレイド、今言ったの覚えているだろうな。」
ブレイド:「一応ね。」
チャルン:「じゃあ、試してみる価値があるね。」
果たして、ブレイドが言った言葉は呪文なのだろうか。
第二十三話に続く。