~第十八話~「罠の道(後編)」
~第十八話~
あらすじ
あのましっろな地図が「記憶の地図」だということがわかったブレイド達。
そして、あの地図の封印がちけるかもしれないチャルンの家のある町に行くことにした。
しかし、その道をまっすぐ歩いていると、高い壁があった。
その壁を、何とか壊したブレイド達。
次はどんな罠が待ち受けているのか。
チャロ:「やった。」
ブレイド:「や、やったー。」
チャピオカ:「よし。」
チャルン:「やったー。」
四人は壁を壊し、そのまま歩いていくと、後ろに何かがたくさんいることに気ずいた。
ブレイド:「誰だ!」
ブレイドの一声で、四人はすぐ後ろを向いた。
ブレイド:「こ、これは。」
みんなが驚いている。
それも当然だ。
何せ、後ろから毛虫が千匹ぐらい集まって歩いているのだから。
チャピオカ:「毛虫じゃねーか。」
ブレイド:「相手にならないな。」
チャロ:「それより、早く先に進んだほうがいいんじゃないですか?」
チャルン:「そうそう。あの毛虫、毒を持ってますから。」
ブレイド:「何~。」
チャピオカ:「そうと決まれば、走る、だな。」
ブレイド:「ああ。行くぞ、チャロ、チャルン!」
チャル&チャルン:「うん。」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ(ダが多い)
四人は一斉に走った。
そして、走っていると、また何かにぶつかった。
ブレイド:「いててて・・・・。」
チャピオカ:「何なんだ?」
四人の目の前には、木が何本も横たわって、積み木のように重なっていた。
ブレイド:「これ、どうする?」
チャピオカ:「チャロに頼むか。」
チャロ:「何で僕が?」
チャピオカ:「お前、フレアマシンガン使えるじゃん。」
チャロ:「そうか。フレアマシンガンで、木を焼き尽くそうと考えているんですね。わかりました。」
チャロは、フレアマシンガンの用意をした。
チャロ:「いっけー。フレアマシンガン!」
炎の玉が、木に向かっていく。
ボウッボボボボボボボボボボボボボメラメラメラ
木がどんどん燃えていった。
ブレイド:「よし、これで通れる。」
チャルン:「急ぎましょう。」
全員は、急いで木の間(燃えて出来たところ)を通っていった。
ブレイド:「ふ~。助かったぜ。」
ブレイドがそう言うと、そのまま四人は歩いていった。
そして、三十分ぐらい歩いたとき、チャルンが、
チャルン:「あ、僕の村が見えてきました。」
ブレイド:「あれがか。」
チャロ:「少し急いだほうがいいんじゃない?」
チャルン:「そのほうがいいね。」
ブレイド:「よし。」
四人は走っていった。
しかし、走っている途中に、落とし穴があった。
ドシーン
四人は、その落とし穴に落ちてしまった。
ブレイド:「いてててて。」
チャピオカ:「くっ。」
チャロ:「いたっ。」
チャルン:「あいたたた。」
ブレイド:「どうなってるんだ?この道は。」
チャピオカ:「早くこの穴から脱出したほうがいいんじゃないのか?」
チャロ:「チャピオカ君の言うとおりです。早く脱出しないと。」
チャルン:「どうやって脱出しましょうか。」
三人(チャルン以外):「う~~ん」
チャロ:「そうだ、この壁を登ればいいんじゃないでしょうか。」
ブレイド:「それいいかも。」
と、言うわけで、四人は、壁を登っていった。
ガシッ、パラパラ
登るごとに、足をかけた部分が削れて行く。
ブレイド:「よいしょっ、と。」
ブレイドが登りきった。
チャピオカ:「よっ、それ。」
チャピオカも登りきった。
チャロ:「よっいっしょっ、と。」
チャロも登りきった。
チャルン:「そーれっ、と。」
チャルンも登りきった。
ブレイド:「これで全員登りきったな。」
ブレイドが確認すると、四人はまた歩き出した。
この後は、罠は仕掛けられていないのだろうか。
第十九話に続く