~第十八話~「罠の道(前編)」

~第十八話~

あらすじ

あの不思議な真っ白な地図が、「記憶の地図」だということがわかったブレイド達。

そして、その封印が解けるかもしれない場所、チャルンの家のある町に行くことにした。


ブレイド:「それじゃあ、さよーなら。」

ブレイド達は、チャルンを先頭にして歩いていった。

そして歩いてから十分ぐらい歩いたときに、何かにぶつかった。

そこには、見れば見るほど高い壁があった。

チャロ:「チャルン君、来るときに、こんな壁ってあった?」

チャルン:「いや、こんな壁はなかったはずだけど・・・。」

ブレイド:「とりあえず、壊してみるか?」

ブレイドが、剣を構えた。

ブレイド:「とうりゃっ。ブレイドブレード」

ブレイドが、壁に攻撃した。

しかし、壁は壊れず、そのまんまの状態だった。

ブレイド:「な、何でだ?」

チャピオカ:「今度は俺がやる。」

今度は、チャピオカが剣を構えた。

チャピオカ:「真空斬!」

ガキーーン

チャピオカ:「やったか。」

チャロ:「いや、まだだ。」

チャロの言ったとおり、壁には跡さえ残らなかった。

チャピオカ:「何でだ?」

チャロ:「次は僕がやるよ。」

するとチャロが、剣を構えた。

ブレイド:「あれ、なんか剣が大きくなってねーか?」

チャロ:「ああ、この剣は、僕の宝物の剣なんです。」

ブレイド:「ふーん。」

チャロ:「じゃあそろそろ、それっ、エアスマッシャー。」

ドゴーン

チャロ:「これでもだめか。」

チャロの言ったとおり、壁にはまた、傷ひとつ付いていなかった。

チャルン:「じゃあ最後は僕ですね。」

チャルンが剣を構えた。

チャルン:「ライトアタック!」

剣から出る光に包まれながら壁に体当たりした。

ドンッ

チャピオカ:「この壁しぶといな。」

なんと、この四人の攻撃を食らって傷ひとつ付いていなかったのだ。

ブレイド:「一体何なんだよ。この壁。」

ブレイドがため息混じりで言った。

チャピオカ:「今度は四人で一斉攻撃してみるか。」

ブレイド:「それいいかも。」

チャロ:「確かに。」

チャルン:「じゃ、早速やりましょう。」

ブレイド:「よしっ、ブレイドブーム!」

チャピオカ:「続け、真空斬!」

チャロ:「さらに続けー。フレアマシンガン。」

チャルン:「さらにもう一個、スピードスラッシュ!」

全員の攻撃がいっせいにあたった。

バキッボキッジュワーズグショッボカボボボボドシーン

すごい音がした。

ブレイド:「どうだ!」

壁は粉々に壊れていた。

チャロ:「やった。」

ブレイド:「や、やったー。」

チャピオカ:「よし。」

チャルン:「やったー。」

何とか壁を壊したブレイド達。

しかしこの後も、まだ罠が待ち受けているかもしれない。

ブレイド達は大丈夫なのか。

後半へ続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第94号
ページ番号
20 / 60
この作品について
タイトル
チャオ達の旅
作者
ハイパーカオス
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約7ヵ月20日