~第十七話~「記憶の地図」

~第十七話~

あらすじ

あの地図の意味を調べるため、見つかった資料を見ているブレイド達。

ブレイドがしばらく見ていると、なんと、あの不思議な地図の発見場所が、ブレイド達の町だった。

しかし、そのことは後回しにし、意味について調べることにした。


ブレイド:「う~ん。」

パラパラパラパラパラパラパラパラ(パラが多い)

ブレイドが、本をパラパラめくりながら調べている。

チャピオカ:「このページは・・・違うな。」

チャロ:「じゃあ、次のページに。」

ここでは、チャピオカとチャロが、本(地図の意味について)を見ている。

チャルン:「博士、この資料には、何が書いてあるんですか?」

地図博士:「おお。その資料は、各地で見つかった地図の発見の時の記事が載っている資料だ。」

チャルン:「じゃあこれは違いますね。」

こっちでは、チャルンと地図博士が地図博士のまとめた資料を見ていた。

そして一分後(短っ)

チャルン:「おーい。みんなー。」

チャルンの声で、みんながいっせいに集まった。

ブレイド:「どうした?」

チャロ:「あの地図の意味の情報が見つかったの?」

チャルン:「うん。じゃ、まず、この資料を見て。」

チャルンが急いで資料を出した。

ブレイド:「この資料がどうかしたのか?」

チャルン:「この資料は、あの地図の、絵が出てきた瞬間だよ。」

チャロ:「へえ~。あれ?でも、僕たちの持っている地図には、絵が移ってないよ。どうしてかな。」

ブレイド:「そういえば、そうだな。」

チャルン:「それは当たり前だよ。だって三年前に封印の術を施されているんだから。」

チャピオカ:「じゃあ、その封印を解く方法は?」

チャルン:「まだ発見されてないんだけど、その方法はあるみたいなんだ。」

ブレイド:「じゃあ、あいつらが地図を持っていたのは?」

チャルン:「多分ここに書かれている、裏ルートって言う闇の売買方法で買ったんじゃないかと思うんだけど。」

チャロ:「ねえ。もしかして、地図の封印を解くところって、チャルン君の家のそばにある、不思議な祠じゃない?」

チャルン:「もしかしたらそうかもしれない。」

ブレイド:「じゃ、決まりだな。」

チャルン:「決まりって?」

ブレイド:「お前の家のある町に行くんだよ。」

チャルン:「は、はい。それじゃ、案内します。」

ブレイド達は、地図博士の家を出た。

地図博士:「気をつけてなー。」

チャルン:「はーい。」

チャロ:「お母さんによろしくー。」

ブレイド:「それじゃあ、さよーなら。」

四人は、チャルンを先頭にして、町を出た。

そのころ・・・

~~~敵アジト 内部~~~

ゼロ:「やつらが次に向かう町は?」

???:「やつらがいた村から南へ三メートルの町です。」

ゼロ:「そうか。ならば、その町から次の町まで通る道を全てふさげ。」

???:「わかりました。ゼロさま。」

ゼロ:「ふふふふふ、貴様らは、どんなにあがいても、私には勝てないことを教えてやる。ふふふふふ、はあっーはっはっは。」

敵アジト内部では、不気味な笑い声が響き渡っている。

一体、この後どうなってしまうのか。

第十八話に続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第94号
ページ番号
19 / 60
この作品について
タイトル
チャオ達の旅
作者
ハイパーカオス
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約7ヵ月20日