~第十六話~「昔の話」

~第十六話~

あらすじ

地図博士が帰ってきたので、早速あの地図の意味を聞いたブレイド達。

しかし、地図博士は、その地図の意味を知らなかった。

が、資料があるかもしれないということで、全員で資料を探した。

そして今、見つかった資料から、あの真っ白な地図の意味を探していた。


ブレイド:「ん~と、これじゃないしなあ。う~ん。」

パラパラパラ

ブレイドが本(不思議な地図大百科事典)をパラパラめくりながら見ていると・・・

ブレイド:「ん、これは何だ?」

どうやらブレイドが、気になる資料を見つけたらしい。

そしてブレイドがジュース(チャオジュース)を飲みながらそのページを見ていくと・・・

ブッッ

ブレイドが飲んでいる途中のジュースを吐きながら、こう言った。

ブレイド:「何だってええええええ。」

チャピオカ:「うるさいぞ、ブレイド。」

ブレイド:「チャ、チャピオカ。だだだって、こ、これ見ろよ。」

チャピオカが、ブレイドが指差している所を見た。

チャピオカ:「な、何だと。」

チャピオカも驚いてしまった。

チャロ:「どうしたんですか?二人とも。」

ブレイド:「だだ、だって、お、お、俺たちの・・・」

チャロ:「俺たちの?」

チャピオカ:「俺たちの町が本に出ていたんだ。」

チャロ:「それって、すごいことじゃないですか。」

チャピオカ:「問題なのは、その意味のほうなんだ。」

チャロ:「意味?」

チャロがチャピオカの指差しているところを読んだ。

チャロ:「え~と、何々?『この村は伝説の勇者、「クリッド」さんが22年前見つけた、不思議な地図の見つかった場所です』って、ええええええええええええええーーーーーーーーーー。」

チャピオカ:「そう。その町が俺たちの町なんだ。ついでに、その見つかった不思議な地図は、その意味不明な地図らしい。」

チャロ:「そ、そうだったんですか。」

チャピオカ:「ちなみに、その「クリッド」って言うのは、ブレイドのじーさんだ。」

チャロ:「そ、それって、本当ですか?」

ブレイド:「本当だ!!(怒)」

チャロ:「あ、どうもすみません。」

チャピオカ:「とにかく、早く地図の情報をつかもうぜ。」

ブレイド:「ああ。」

三人は、またもとの調べていた本のところに戻っていった。

五人(二人は出てこなかったけど)は、あの地図の本当の意味を探せるのか?

第十七話に続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第94号
ページ番号
18 / 60
この作品について
タイトル
チャオ達の旅
作者
ハイパーカオス
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約7ヵ月20日