~第十二話~「意味不明」

~第十二話~

あらすじ

チャロが襲われたときに、すべての敵が持っていたという地図を見に、チャロの家へ言ったブレイド達。

しかし、その地図は、真っ白な地図だった。

いったいこの地図に隠された、本当の意味とは。


ブレイド:「意味不明だ。」

ブレイドがそう思うのも無理はない。

いったいこの地図にどんな意味が隠されているのだろうか。

チャロ:「その地図、ほんとに意味がわからなくて。」

チャピオカ:「誰でもそう思うだろ。」

ブレイド:「そのとうりだ。」

三人は、この地図に隠された意味を調べることにした。

ちょうど地図はたくさんあったので、実験するのには、ちょうどいい。

三人は、水をかけてみたり、日光にすかしてみたり、電子レンジで暖めたり、やれるだけのことはやったが、地図の意味は、まったくわからなかった。

ブレイド:「何なんだよ。この地図。」

ブレイドが叫んだ。

チャピオカ:「うるさいぞ。ブレイド。」

チャピオカがそう言った。

チャロ:「もしかしたら、この町にいる地図博士に聞けばわかるかもしれない。」

ブレイド:「その手があるんならすぐにそうすりゃよかったじゃん。」

チャピオカ:「まったくだ。」

ブレイド:「チャロ、早速案内してくれ。」

チャロ:「はい。」

三人は、一階に降りていった。

チャロの母:「あら、三人そろって、どこに行くの?」

チャロ:「ちょっと地図博士の家に行ってくる。」

チャロの母:「そう。気をつけてね。」

チャロ:「はーい。」

そして三人は、地図博士の家へ向かった。

歩いてから十八分(半端すぎっ)・・・・

チャロ:「ここが地図博士の家のはずですけど。」

ブレイド:「もしかして、あれじゃねーか。」

ブレイドが指さした先には、パリの斜塔より傾いて建っている家だった。

チャピオカ:「相当傾いてるな。」

チャロ:「確かに地図博士の家にそっくりです。」

ブレイド:「早速たずねてみるか。」

三人:「すいませーん」

トントン

三人:「すみませーん」

トントントン

三人:「すみませーーん」

ドンドンドン

???:「はい。どちらさまでしょうか。」

地図博士の家からは、一人のチャオが出てきた。

このチャオは一体誰なのか。(警戒しなくてもいいだろう)

第十三話に続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第93号
ページ番号
14 / 60
この作品について
タイトル
チャオ達の旅
作者
ハイパーカオス
初回掲載
週刊チャオ第90号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約7ヵ月20日