第20話 復活 (後編)
上の続きな気配(殴)
チャオラン「ん・・・・・む・・・・・」
チャオリン「! チャオラン!!」
チャオラン「ぁ・・・・ふ・・・・」
目を覚ましたチャオランは軽くのびをしたあと、こちらに視線を向けた。
チャオラン「あ、お姉ちゃん。今何時?」
チャオリン「え?えっと、今はお昼の11時ごろね。」
あたしは時計を見ながら答えた。
チャオラン「え!11時!?ちょっと!今日の稽古は!?休み!?それともあたしの寝坊!?」
チャオリン「っていうかあんた状況をもうちょい把握しなよ。」
チャオラン「ほ?・・・・・・(状況把握中)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!
あ、あぁ、そっか、あたしサバイバルレースの途中から記憶、飛んでんのよね。」
チャオリン「いや、そこら辺じゃなくて、今の状況を・・・・・・」
チャオラン「へ?・・・・・・(現状把握中)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!
はっ、お姉ちゃん!ココどこ?」
よーやくまともな質問をしてきたチャオランにため息をつきながらあたしは答えた。
チャオリン「ココはね、あたしの仲間の家なの。」
チャオラン「ふ~ん・・・・・・で、この人(チャオ)だれ?」
チャオリン「この人(チャオ)はチャイン。あんたを探すの手伝ってくれたのよ。」
チャイン「よろしく。」
チャオラン「よろしくー!」
チャオリン「で・・・・・・・・・・・・・」
~~~~~~説明中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チャオラン「へぇぇぇぇぇ、お姉ちゃんも頑張ったんだねぇ。」
チャオリン「まあね。妹のためだもん。さて、あいさつも済んだことだし、ぼちぼち外に行くかな。」
チャイン「まだダメだって。」
ぺちっ
チャオリン「あうっ。」
起き上がろうとしたあたしのオデコを軽く叩いてベッドに戻すチャイン
チャオリン「なんで?」
チャイン「や、だからまだあんま動くなって。」
チャオリン「え?動いてもいいんでしょ?」
チャイン「そうだけど・・・」
なにやらチャインが口ごもる。
チャオリン「なに?」
チャイン「・・・その・・・・・・心配なんだよ。おまえのことが。」
あ・・・・・・心配、してくてんだ。
今のは嬉しいぞ。チャイン。
チャオリン「・・・わかったわ。あたし達はこのまま休んでる。」
チャイン「そ、そうか。じゃ、俺は外へ行ってるよ。
久々の再会だし、話したいこともたくさんあるだろう。」
そう言ってチャインは、そそくさと部屋を出て行った。
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だぁぁぁぁぁ!!会話のモトがないぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
チャオリン「と、とりあえず休もっか。」
チャオラン「そーだね・・・・・・」
そしてあたし達は眠りについた。
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続く
下のは一応 話がつながっている番外編みたいなものです。