第17話 合流(後編)
上の続き・・・。
チャミダマル「なるほど、そんなことが・・・あ!こっちにもダグルチャオの刺客と思われるチャオが襲撃に来たぜ。」
チャオリン「えぇ!?あんた、よく無事だったわねえ。」
チャミダマル「ああ、それがな・・・・・」
~~~~~説明中~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チャオリン「ほほーー。あのラフィンとクロミダンが・・・で、あたしがどうのと言ってどっか行っちゃったんだ。」
チャミダマル「ああ、しかしその理由が『赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)』か・・・だんだん面白くなってきたな♪」
チャオリン「楽しまないでくれる?いちおーあたしターゲットになってるみたいだし。」
クレイティア「ところでチャミダマル君、剣の腕はなかなかのようだが、今のままではダグルチャオ・・・『魔王レゾ』のは勝てん。
それどころかダークドラゴンにも勝てんだろう。」
チャミダマル「なにぃ!?どーいうことですか?クレイティアさん!」
クレイティアさんにつめよりながら聞くチャミダマル。
これこれ、そこのキミ、『竜の王』につめよるなんてなにを考えとるんだ?
クレイティア「うむ、ダークドラゴンは強靭な『ウロコ』、というか『皮膚』、を持っていて、
今、おまえの持っているその大剣では全く歯が立たない。
もちろんチャオリン、おまえの武器である拳もその例外ではないぞ。」
チャオリン「え、でもあたしのグラブには『宝石の護符(ジュエルズアミュレット)』が付いてますし、そこそこのやつでしたら・・・」
クレイティア「ダークドラゴンが『そこそこのやつ』に思えるか?」
ぐ・・・・・・
クレイティアさんのスルドイつっこみに口ごもる。
ついでに『宝石の護符』とは、宝石に、魔法の力を吸い込ませたものである。
これが武器や防具に付いてると、攻撃力が上がったり、防御力が上がったりして、なかなか便利なのだ。
・・・追記、アクセサリーとしてつけてるチャオもいたりする。
チャミダマル「じゃあ、どうすれば!?」
クレイティア「うむ、魔法を習ってみる気はないか?」
チャオリン・チャミダマル「魔法!?」
クレイティア「ああ。我々の魔法の中に、チャオにも発音できて、かつダグルチャオどもにきく術がある。
・・・・・・やってみるか?」
チャミダマル「はい!やらせていただきます!」
クレイティア「チャオリンはどうする?」
チャオリン「・・・はい、お願いします。」
あたしは静かに答えた。
チャオリン「ところで、その術とは?」
クレイティア「うむ、チャミダマルのは『アストラル・ヴァイン』、剣に魔力をこめる術だ。
おまえの大剣で、おまえの技、そしてこの術があればかなりの力が発揮されるだろう。
そしてチャオリン、おまえには『ヴィスファランク』。拳や足に魔力をこめる術だ。」
チャミダマル「うおおおおおお!!なんかスゲェな!早く教えてくれ!」
チャオリン「その術があれば、ダグルチャオ、『魔王レゾ』を倒せるんですか?」
クレイティア「ああ。さ、外へでるんだ。教えてやる。」
チャオリン・チャミダマル「はい!」
つっづく~ぅ♪