第3話
彩香、大輔の部屋に新入成功!
彩香「へぇ~結構普通ね。」
大輔「なんだよその感想・・・」
明雄「まったくだよ。もうちょっと男として本能を強調させた部屋を作れよなぁ。」
大輔「さっきの発言でこいつの部屋がどんなのか大体想像できるだろ。」
彩香「まぁね・・・」
明雄「ところでさぁ~」
大輔「ん?」
明雄「お前のチャオ弱すぎ~」
明雄は勝手に2バトルを起動させて大輔のチャオと自分のチャオをチャオカラテでバトルさせていた。
大輔「お前何勝手にしてんだよ!」
彩香「確かコレってチャオよね?」
大輔「ああ。最近俺達がはまってる奴だ。」
彩香「ふ~ん・・・」
明雄「なぁ~大輔~」
大輔「なんだ?」
明雄「さっきからお前のチャオこっちに向かってみたこともないしぐさしてるぞ~」
確かに大輔のチャオはカメラ目線で何か助けを求めているような動きをしている。
大輔「さぁ?なんだろうなこのしぐさ・・・」
と、その時、テレビ画面がいきなり光って三人はテレビに吸い込まれた。
大輔「んなぁ~!!?」
彩香「何よコレ~!!」
明雄「ぎゃぁぁぁぁ~!!!」
そして三人の視界は急に真っ白になり三人は気を失った。
【とある場所】
大輔「う~ん・・・・はっ!ここは!?」
大輔は見慣れない草原に寝転がっていた。
大輔「俺の部屋・・じゃないよな。明らかに・・・」
大輔の目には広い草原と見覚えのある水色の生き物が見えた。
大輔「・・・ん?」
水色の生き物「おっ!気が付いたか!」
大輔「・・・・うわぁぁぁぁ!!!ちゃ・・・ちゃちゃちゃチャオォォォォォーーー!!!!!!?」
チャオ「おおよくわかったな。」
大輔「よくわかったなぁって・・・そうだ!明雄と彩香は!?」
チャオ「明雄と彩香?ああ、あの二人か。あいつらならとっくに起きてるぜ。そこら辺にいるはず・・・」
明雄「おーい!!大輔ーー!!」
大輔「明雄!!大丈夫か!?」
明雄「おう!バリバリOK!」
大輔「そうか、よかったよかった・・・・で?そのチャオは?」
明雄「ん?ああ、こいつのことか?」
マイル「あ、僕マイルと言います。属性はニュートラルでタイプはヒコウのヒコウ2次進化、つまりナイツチャオです。以後、宜しくお願いします。」
大輔「(見ればわかるよ・・・)あ・・ああ、宜しく。」
チャオ「もう1人もそろそろ来ると思うけど・・」
彩香「あ、大輔もう起きたんだ~」
大輔「彩香!お前もチャオを!?」
彩香「へ?ああ、この子のこと?」
ルセア「私、ルセアといいます。属性はヒーローで、タイプはヒーローのオヨギのオヨギ2次進化です。宜しくお願いします。」
大輔「(だから見ればわかるって)よ・・宜しく・・・」
バルク「そして俺はバルクだ!属性はニュートラル!タイプはチカラのハシリ2次進化だ!宜しくな!」
大輔「(もうつっこむきも失せるよ・・・)宜しく・・・ってのんきに自己紹介してる場合じゃねぇ!!ここはどこなんだ!!?」
バルク「ここ?ああ、ここはチャオワールドってとこだ。んでもってここはパール島っていう島だ。」
大輔「パール島?」
マイル「うん。ほかにもルビー島とかサファイア島とかあるよ。」
明雄「みたいだぜ。」
彩香「で?これからどうするの?」
大輔「・・・とりあえず・・・町にでも・・・いくか・・・」
ルセア「町ですね。町ならここから北東の方角にあります。」
明雄「よし!しゅっぱーつ!!」
大輔以外「おーー!!」
大輔「なんで普通でいられるんだよお前ら・・・」