第2章 第4話 『コブが…敵が…』
チョッカ「エレチャ、その大きいコブ、どうしたの?」
エレチャ「監督が喋っているところに出てきたら、『ボカッ!』って殴られた」
ニーチャラ「こうやって?」
ボカッ!!
エレチャ「痛いチャオ~!監督に殴られた時より痛いチャオ!」
ニーチャラの棒は重いのでとても痛いのだ!
バクルス「『ボカッ!!』って効果音、感嘆符が増えたからな」
アーチャ「コブが増えた~!」
チャニック「コブ、どんどん大きくなっていくぞ」
メロンパン「エレチャ君の体積の100倍以上は大きいな」
べシャ!
エレチャ「ムギュ…」
コブに潰されてしまったようだ
チェミイ「オイ!誰か針持ってないか!」
全員「持ってましぇ~ん」
???「バカね…ライトソード」
雷の剣が出てきた
バチバチ…
グサッ!
???「針じゃなくてもコブを破壊できることを覚えなさいよ」
エレチャ「ありがとうございます!」
???「じゃ!行くから」
ビューティ「名前も教えない…かっこいい人ね」
フォック「こんなこともやらなきゃいけないのかよ!」
闇チャオ「もちろん!台本にはそう書いてあるじゃないか」
ビューティ「あの人は誰かな」
闇チャオ「オイ…それくらい知っとけよ」
ニーチャラが台本を調べてから言う
ニーチャラ「台本には書いてなかったよ」
闇チャオ「俺の台本には書いてあったぞ 名前は…確かミフカとか言ったな 性別は♀だ」
ビューティ「♀…」
闇チャオ「それで、台本ではこれから俺があいつに向かって追尾ミサイルを撃つことになってるんだ」
チョッカ「よくわかりました…では、戦いを始めましょう」
闇チャオ「おいおい…台本では俺とお前らは戦わないことになってるんだぞ」
チャニック「そうだっけ…」
闇チャオ「それどころか、お前らはここ、緑の山にいてはいけないんだぞ 荒山にいることになってるんだぞ」
闇チャオが荒山に指を指しながら言う
バクルス「いいよ、俺たち勝手にやってるわけだし」
チェミイ「こんな台本なんて…」
ビリビリッ!
闇チャオ「ああ~…やってはいけないことを…」
チェミイ「よーし!みんなー!」
全員「OK!」
ビリビリッ!
フォック「これで自由なのだ!」
メロンパン「よし!戦おう!」
闇チャオ「しょうがない…仲間を呼ぼう」
闇チャオ5000匹「到着!」
闇チャオ「台本通りじゃないけどあいつらを倒せ!」
チャニック「5、5000匹…」
アーチャ「行くぞ、エレチャ」
エレチャ「よし!兄者」
アーチャ「ファイアーショット!」
エレチャ「サンダーショット!」
炎の弾と雷の弾がV字型に放たれた!
闇チャオX匹「うぎゃぁぁぁぁぁぁ」
メロンパン「作者はやられた闇チャオの数を決めるのが面倒くさいのか」
闇チャオの正方形の中にV字型が浮き上がった!
アーチャ「噴炎起こし!」
エレチャ「放電!」
闇チャオY匹「…」
闇チャオの正方形の中に円が浮かび上がった!
アーチャ「楽しくなってきたな 竜巻起こし!」
闇チャオZ匹「ひえぇぇ!」
闇チャオの正方形の中にチャオの頭部が浮かび上がった!
チェミイ「少なくなってきたな」
闇チャオ残り「死ねー!」
エレチャ「広範囲電撃!」
闇チャオ残り「うわー!」
闇チャオ残り一匹「おれだけ強かったらしい 巨大化」
闇チャオが大きくなった!
闇チャオ「潰してやるー!」
アーチャ「うわっ!」
エレチャ「雷落とし」
バチバチ…
闇チャオ「?」
ズガガガーン!
闇チャオ「!!」
ドシーン!
バクルス「強…」
アーチャ「ありがとう 握手を…」
エレチャ「無理!」
アーチャ「何故?」
エレチャ「炎」
アーチャ「あ!」
ニーチャラ「僕と…」
エレチャ「多分いいよ」
ニーチャラ「じゃ」
ギュッ!
バチバチッ!
ニーチャラ「静電気が~…」
全員「ぞぞ~…」
エレチャ「もう一人いれば、複合技使えるんだけどなあ…」
全員「ええっ!」
台本が破かれた…心配だなあ…
あっ!最後の決め台詞!
自由になったニーチャラの一行!第5話に続く!
ーーーーーーーーーーーーーーーそのころ荒山で…ーーーーーーーーーーーーーーー
闇チャオ「あれ?ニーチャラたち遅いなあ そろそろ来るはずなんだけどなあ…」