第2章 第5話 『敵登場』
ニーチャラ「湖に出たよ」
大きな湖だ!
メロンパン「これは湖じゃなくて池だよ」
ビューティ「こんなに広いじゃん」
チョッカ「面積が100平方キロメートル以上あるのに」
メロンパン「深さが5メートル以上ないと全て池や沼」
作者がつい昨日知ったことである。
バクルス「対岸に砦が見えるけど」
チャニック「泳いでいけば簡単じゃん」
エレチャがアーチャを指差して言う
エレチャ「こいつをどうやって連れて行こう」
アーチャ「…」
全員「…」
ーーーーーーーーーーーーーー10分後ーーーーーーーーーーーーーー
チェミイ「なんでこれ?」
バクルス「舟しか渉る手段がなかったんだよ」
チェミイ「それはいいけど、この動力、なに?」
バクルスとアーチャ以外が、舟の横にくっつき、泳いで船を動かしているのだ
バクルス「岩を避けるぞ!右を強く!」
バクルスとアーチャ以外「…」
バクルス「だんだんスピードが遅くなってきたぞ」
前からオールで舟をこぐチャオが来る
アーチャ「前方から来る人(チャオ?)がいるぞ!」
バクルスとアーチャ以外「あの人(チャオ?)のオール、欲しいなあ…」
無意識のうちに、だんだん向こうのチャオに近づいていく
バクルス「おいおい…もう少し右に寄れよ…ってぶつかるー!!」
向こうのチャオ「うわぁ!」
ドッシーン!
向こうのチャオ「こんな災害に遭うなんて… !! そういえばこれくらいの湖は飛べるよ!俺」
メロンパン「湖じゃなくて池です」
ニーチャラ「大丈夫?」
向こうのチャオ「いてててて…ってお前は指名手配中のニーチャラだな!」
ニーチャラ「僕、指名手配になってたの!?」
向こうのチャオ「賞金10万リングで、お前の弟たちが50万リングずつだ」
メロンパン&チェミイ「俺たちのほうが高いのかよ!」
チョッカ「名前、何?」
チャニック「そんなこと聞けるのかよ!」
向こうのチャオ「名前は、チャシェンだ」
ズケッ!
チョッカとチャシェン以外のチャオがずっこけた!
チャシェン「ニーチャラ、いくぞ!ってソロかよ!」
???「援護に来たぞー」
???「同じく」
どこからともなく二匹のチャオが泳いでやってきた
チャシェン「やっと来たか」
???「チャオウ参上だぞ!」
???「チャミズ参上」
エレチャ「あっ!」
チャミズ「久しぶり」
ビューティ「何?」
エレチャ「僕、こいつにやられたことがあるんだ」
チャミズ「では、ジャイアントカッター」
大きなカッターがエレチャに襲い掛かる!
エレチャ「カッターは金属だから、電気を通すはず…」
チャミズ「勝った…」
エレチャ「勝ったと思うのは早いよ 電撃」
電撃がカッターを通じ…
チャミズ「ギャ!」
エレチャ「よし!」
その頃チャオウは…
チャオウ「では、ホーミングアタック」
チャニック「俺の技パクるなー!」
チャオウ「お前のだって、ソニックのパクリじゃん」
チャニック「うるせー!こうなったらホーミングアタック合戦(注)だ!」
注…ホーミングアタック合戦とはたまにできるホーミングアタック連打で競うことです
チャシェン「チャオウを援護するか…ダークルーン!」
チャニックの前に穴が現れた
チャニック「?」
チャオウ「お前のホーミングアタックのペースが遅くなってきているぞ」
チャニック「???」
チャオウ「スキあり!」
チャニック「うわっ!」
チョッカとチェミイがチャオウに向かっていく
チョッカ「カオスグラール!」
チェミイ「銃連射!」
チャシェン「邪魔はさせない ルーンワープ」
黒い穴が現れた!
チェミイ「?」
現れた穴の中に銃弾が吸い込まれていったが、カオスグラールはヒットした!
チャオウ「わー!何だこの斧は!手だけではなく体もズタボロだ!」
チャニック「助かった…」
チャシェン「銃弾をどこに出そうかな~…」
バクルス「吸い込んだ銃弾を出せるのか!」
チャシェン「ここだ!」
メロンパンの後方に黒い穴が現れた
ビューティ「メロンパン、危ない!」
メロンパン「わわーっ!」
エレチャ「脇腹を貫通してる!」
チャシェン「イェイ」
バクルス「チャシェン!」
チャシェン「?」
バクルス「ブラットカッター!」
バクルスが赤い刃物でチャシェンを10回ほど斬りつける!
チャシェン「ギャア!」
ニーチャラ「勝ったな」
チャミズ「こうなったら…奥の手!衛星兵器!」
チャオウ「やめろー!」
ポニッ…
チャオウ「やめろって言ったのに…」
チャミズ「なんで?」
チャシェン「こんな小さな舟の上で避けられるわけがないだろ」
ズビー!
全員「!」
カッ…
ドーン!!
全員「うわー!」
ニーチャラ、チャシェン(?)は無事なのか!
6話に続く!