第25話「チャメル、衝撃の進化」

あらすじ
四天王の一人ミナンと戦闘マシーンデルタ・ギガは、
合体して生体兵器ガルフスとなった。
ガルフスの攻撃が命中しそうになったその時、
何者かがチャロの前に立ちはだかり・・・。

チャロ「チャメル・・・」

チャロの身代わりになったのは、なんとチャメルだった。

チャメル「はぁ、はぁ、はぁ・・・。チャロ・・・。私はいいから・・・。早く、あのロボを・・・。」

チャロ「チャメル、君だけを放っておくことはできない。ガルフスを倒す前に、君の命を救わないと・・・。」

ガルフス「グヒヘグフヒヘハハハ。ドウシタ?ソノチャオノイノチガソンナニオシイカ。グヘヒヒフヘハハ。」

チャメル「ガルフス・・・。あんた・・・。許さない。絶対に許さないわ!」

ガルフス「グフフ・・・。ソノカラダデカテルトオモッテイルノガ?グヘヒヘヒヒヒフヘハ。」

チャロ「・・・・・・。」

その時、チャメルの体が青いマユに包まれた。

ガルフス「コ、コレハ・・・。」

マユから出てきたのは、チャロとよく似ていて、しかもノーマルチャオの面影を残した姿のチャメルだった。

ガルフス「コノスガタハ・・・。ヒーローカオス、ダークカオストトモニマボロシノチャオトイワレテイル・・・。ライトカオス!」

チャメル「さあ、覚悟しなさい!」

ガルフス「イクラライトカオスデモコノワタシノコウゲキハカワセヌダロウ・・・。Gレイザー!」

ノーマルチャオの頭の形をしたレーザー発射装置のポヨから、黒いレーザーが発射された。

チャロ「よし!僕は右に、チャメルは左にかわすんだ!」

指示どおり、チャロは右に、チャメルは左に動いてレーザーをかわした。

チャメル「アトミックランチャーセット完了・・・。照準ロックオン。カウントダウン開始。5・4・3・2・1・・・」

チャメルの構えたランチャーから巨大な弾が撃ち出され、
ガルフスに直撃した。

ガルフス「グヘフヒヒヒハハハァ!!」

チャメル「奴の弱点は・・・レーザー発射装置のポヨよ!」

チャロ「わかった。ドラゴン・フレア!」

チャロの剣から炎の竜が現れ、ガルフスの弱点に当たった。

ガルフス「ぐ、ぐへ、ひ・・・」

ガルフスは大爆発し、跡形もなく消え去った。

チャメル「・・・やった!倒せたわよ!」

ジュピター「これで元の機械樹に戻るはずです。」

チャロ「次に行く所は・・・。ピラミッドみたいだね。行こう!」

機械樹に平和を取り戻したチャロ達。
しかし、冒険はまだ終わらない!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第92号(兼、300P記念) 
ページ番号
22 / 29
この作品について
タイトル
チャオ☆スピリット オアシス・フォース
作者
あらら(ボロット)
初回掲載
週刊チャオ第22号
最終掲載
週刊チャオ第99号
連載期間
約1年5ヵ月24日