~ミッション3 脱獄とリストラ~ つづきのつづき。

チャオサイドストーリーinSA2B 裏のお話 ~ミッション3 脱獄とリストラ~
つづきのつづき。


まず、家かガーデンを探さなくちゃいけない。
ご主人様をさがすのでもいいが、そういうのにはGUNで暮らしてきた以上、あまりなれていなかったのでやめた。
でも、ボクには家が見つかるまでにすむところの頼りはあった。
ボクは、そこの家へと向かっていた。

次の日。
昨日ホテルで一泊とまって、また電車に乗ってそこの家についたときには、もうすぐおひるになるところだった。
そこはまだ新しい郵便局だった。
ここに知り合いが住んでいる。
今日は郵便局は休みのようで、そこの通りにはだれもいなかった。
ボクは呼び鈴を押して、ここの住人が出てくるのを待った。
だれもいなく静かなせいか、呼び鈴の音が大きく聞こえたように思えた。
しばらくしてドアが開き、顔をのぞかせたのは─チャオブリーダー(兼郵便局長)のモクハさんと、ライトカオスに育った純君だった。
「ひさしぶりです。ちょっとおじゃましていいですか?」
「あ!アロマ君、久しぶりだね!今日はどうしたの?GUNの仕事は?」
モクハさんがボクを家の中へ招きいれながら言った。
その間にボクの知り合いのチャオたち(ここに住んでるチャオざっと10匹)もよってきていた。
「へへ・・・クビになっちゃったんだ・・・」
ボクは頭をかきながら言った。
2人ははかなり驚いたようで、
「うっそぉ!何で!?」
と同時にボクに聞いた。
「新聞に載ってなかった?ソニックさんが逃げた記事・・・あそこででてた「エミー・ローズにやられたチャオ」って、ボクのことなんだよ・・・」
それを聞いて2人は顔を見合わせ、うなずき、まず、純が
「じゃあ僕らのガーデンで家が見つかるまでとまってきなよ。なんならここに住んでもいいし・・・・」
と言い、次にモクハさんが
「明日からピラミッドの観光ツアーにいくからついておいでよ。宿泊先もチャオガーデンを借りたから1匹増えても問題ないし、チャオ15匹まで食事つき無料(すげー!)の特別優待券で行くから問題ないし。」
と一気にここまで言った。
「あ・・・・いいの?悪いなぁ・・・」
ボクが気恥ずかしげに頭をかいても、二人(と他のチャオ10匹)はニコニコしたまま、
「いいよ。気にしないで。さ、アロマ君お昼まだでしょ?食べよっか!」
といって、お昼を作ってくれた。(ちなみにナゼ食べてないのか分かったかと言うと、おもいっきりさっきから腹の虫がなっていたからだった。)

その夜は、そこのガーデンで過ごした。
いつもGUNでは自分の部屋で寝るのが規則になっていて、ガーデンで寝ることはなかったので、初めての体験だった。
さすがにチャオブリーダーの家のガーデンだけはあって、とても広く、居心地良かった。
ふかふかした芝生の上で月の光を浴びながらごろごろしながら寝る。
極楽だった。
僕の頭の中は明日の旅行のことでいっぱいで、GUNのことも、ソニックさんのことも、すっかり忘れていた・・・・

♪楽屋裏♪
純>「ふぅ、やっと終わっ─」
コロン>「ギャー!!!!生首ーーーーーー!!!!!?」
純>「違うって、これ、ライトカオス変身スーツ。」
純がスーツの首を持って体のスーツを脱ぎながら言った。
アロマ>「え・・・・じゃあカオスじゃなかったの・・・・?」
純>「え、そうだよ?ぺっくから聞いてなかった?ね、ぺっく?」
ぺっく(監督疑惑)>・・・・・・(逃走みたび)

今回はがんばって?こんだけ書きました。ハイ。
毎週書くのって大変だ・・・・

このページについて
掲載号
週刊チャオ第109号
ページ番号
6 / 24
この作品について
タイトル
チャオサイドストーリーinSA2B
作者
ぺっく・ぴーす
初回掲載
週刊チャオ第107号
最終掲載
週刊チャオ第130号
連載期間
約5ヵ月11日