第1章 43、眠りの神、ヒュプノス
ウォッチが禁句を言った後、
ウォッチには雷が当たった。
その後ろには激怒するナイツチャオが・・・・。
フウライ 「シュウマイ言うな!俺の名はフウライ!」
ウォッチ痙攣中。
相当な雷だったらしい。
チェスはウォッチを引きずって上に連れて行った。
ホタル 「ごめんなさ~い。
そういえば上で呼んでましたよ」
スリート 「・・・・・さっきの方だいじょうぶでしょうか・・?
連絡有難うございます」
スリートは深く一礼すると上に上って行った。
フウライとホタルも同じく上に行った。
その頃病院―
タナトスはヒュプノスを病院に連れて行った。
ヒュプノスは骨折(左腕だけ)ですんだらしい。
タナトス (・・・・・我が弟、ヒュプノス・・・・。
なぜB・Rなどに入った・・・?)
タナトスは誰よりもヒュプノスの事を大事にしていた。
いつも一緒で、仲がよかった・・・・。
なのに・・・・なぜ・・・?
タナトスが病室から立ち去ろうと後ろを向いた時・・・・。
いきなりヒュプノスがタナトスに飛びついた!
そして羽交い締めを懸け始めたのだ!
ヒュプノス 「・・・・・・・」
タナトス 「が・・・・ヒュ・・・ヒュプノ・・・ス!?」
タナトスの意識はどんどん薄れていく。
そんな中、背中に何か冷たい物を感じた。
それは・・・・ヒュプノスの涙だった。
ヒュプノス 「・・・・ご・・・めんね・・・兄ちゃん・・・。
ぼ・・・く・・・・・操られ・・・・て・・・るんだ・・・・。
メデューサの側近・・・・・・に・・・・。
逆らえな・・・いんだ・・・・・・」
タナトスは意識を失う間際で聞いた物・・・・
ヒュプノス 「ごめんね・・・・」
の、一言だった。
タナトスはそのまま崩れるように倒れた。
戻って基地
トル 「・・・・・・あ・・・・!」
ホタル 「どうしたの?」
トル 「タナトスさんが・・・・・・やられた・・・。
あと・・・・ヒュプノスさんに何か乗り移ってるヨ!
早く病院に行かなキャ!」
トルは超能力でさっきからいないタナトスの場所を探っていたのだった。
さらに戻ってまた病院―
その部屋には患者・・・を装った3人のB・Rがいた。
B隊員1 「タナトスに一番親しい奴を操るのは難しいがこんなに簡単にタナトスを落とせせるとはな・・」
いつも一緒の白龍がB隊員1に体当たりしてきた。
B隊員2 「チッ・・・。
あと連れて行くのは?」
B隊員2は白龍の首を掴んだ。
それでも白龍は暴れる。
いつもは大人しいが、主人をやられて怒っているのだろう。
B隊員3 「アルティメット、トル、え~っと・・・スリートだ。
けど基地の場所が今だに分かんないんだよな~。(なんか全員トが付いてるな)」
白龍はついに本当に怒り、
自分の翼で相手の顔を覆った。
するとB隊員2は白龍を離し、白い繭に入った。
B隊員1 「げ!おぃ、起きろ!2番!」
タナトスの蒼い羽で包まれた者は死んでしまうのだ。
それを白流は長い間一緒に居た事により、受け継いだのだ。
B隊員3 「こいつ!スナッty・・・!!!」
アルティメット&トル&その他2名 「そこまでだ!(です)!」
敵にまで敬語使うな、アルティメット。
カイオウ 「それよりなんだよ!」
エンエン 「その他2名って!」
長いの嫌いだから、ハイ本編!
白龍はタナトスのところに飛んでいき、タナトスに顔をこすりつけた。
アルティメット 「・・・・・・暴れにくいですね・・・・」
トル 「こういうトコは僕がやるヨ!」
カイオウ 「俺がやるー!」
エンエン 「譲れよ。この特攻馬鹿」
エンエン君、今、なんて言った?
カイオウはエンエンの意外な発言に驚き、トルに譲った。
トルは笑うのをやめ、狼のような目で2人を睨む。
静かに針を両手に構える・・・。
しゃき・・・しゃき・・・しゃき・・・しゃき・・・・
針と針が触れ合う音が、静かな病室に響く。
トル 「タナトスさんを早く・・・。ヒュプノスさんも・・・・」
少し声が違っているように聞こえた。
3人はタナトスとヒュプノスを部屋の外に連れて行った。
トル 「ニードル・・・スマッシュ・・・!」
トルが持っていた針を一気にB・R隊員に
びゅううぅぅぅ・・・・
投げた。
その針は・・・・・・見えた瞬間・・・・。
2人を死に追いやった・・・。
痛みを感じる事も無く・・・。感じる時さえ与えず・・・・。
トル 「おいで、白龍。ご主人様の所に行こ・・・?」
白龍 「きゅ~・・・」
続く