第1章 33、危機
イダテンは狼と化したファングの首を絞め、基地に戻ってきた。
イダテン 「たぶん生死の境をさまよってると思う・・・。
手当、軽くして置いてくれ・・・・」
アルティメット 「生死の境って!それより外が少し騒がしいですね・・・」
さっきの事はもう片付いたはず、しかし、外からは悲鳴が聞こえていた。
ホタル 「何事・・・!?」
ホタルがドアノブに手をかけた瞬間、
ホタルの顔を槍がかすった!
ホタルが飛びのくと、ドアが蹴り飛ばされた。
?1 「イダテン・・・・。あいつのことか?」
?2 「そうだ・・・・」
?3 「わざわざ俺達を使うとは、メデューサも何考えてんだか」
?4 「あいつを狩れば・・・・。次のボスっって言ってたな。弱そうじゃんw」
謎の4人組がいた。
イダテン 「げほぉっ、ごほぉ、がほ、ぐほっ・・・・」
1度病院行け、あんた。
?1→U 「我が名はV!」?2→「我が名はW!」?3→「我が名はX!」?4→「我が名はY!」
同時に言ってるぞ、こいつら。分かるか馬ーーーーーーーー鹿。(殴
アルティメット 「VWXYがなぜ此処に!?」
イダテン 「側近の強い方の・・・・・・。おでま・・・・げほ、がほ、けほ・・・・・しか・・・・」
マジで病院行ってください。
Y 「こんな者は我だけで十分!」
Yはさっきの槍を出した。
イダテン 「あの世への片道切符・・・・・。お前ら全員にプレゼント・・・」
イダテンは白い、剣を出した。しかも浮いている。
X 「そんな剣で俺をやろうってかぁ?なめんな・・・!」
イダテン 「そこの可愛い女の子・・・・カウント3秒やって・・・」
ホタルは可愛いと言われたため、カウントを喜んで始めた。
3・・・2・・・1・・・z
イダテン 「哀れな奴らよ。あの世で安らかに過ごすがいい・・・」
0!
どさっ・・・・。
0のカウントが終わると、VWXYは白い繭に包まれた・・・。
イダテンは煙草をすい始めた。
イダテン 「逝ってらっしゃ~~い・・・・・。
ぷはああぁぁぁ・・・・・・・」
カロン (煙草吸うの辞めろよ、あんたむせまくってたじゃん!おぃ!)
ホタル 「イダテンさん、桁外れに強い・・・・」
白い繭が消えた。
イダテンは無傷だと思われた。
が、
イダテン 「斬られたか・・・」
ぶしゅうううぅぅぅぅぅぅぅ・・・・!
首の辺りから出血した。
アルティメット 「わぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!」
ホタル 「出血止めなきゃ出欠!」(違
イダテン 「・・・・いいょ・・・」
とか言いながらイダテンはぶっ倒れた。
クロック 「この野郎!無理すんじゃねぇよ!!」
イダテン 「大丈夫だって・・・・・ごふっ・・・・。
あ~、死神のおでましだ~・・・・・・ごほごほ」
イダテンは少量の血を吐いた。
アルティメット 「何言ってるんですか!
絶対逝っちゃ駄目ーーーーーーー!!」
クロック 「そいつは他人に迷惑かけるのが大嫌いでな・・・。
いつもそんな感じで、大怪我しても手当てを受けようとしないぜ」
イダテン 「・・・・・・・・・・・ちょっと闇の取引所で木の実買ってくる・・・・・・。
じゃね・・・・・・・ごふげほ」
また血を吐いたイダテンは消えた。
ホタル 「・・・・・・・・・・・・・・あ!
そういえばZチームの皆さんって必ず何か着けてますよね。
ファングさんはスカーフ。
ハオウさんはミサンガ×2。
リアラーさんは金の龍の入墨。
イダテンさんは鉢巻。
クロックさんは腕時計×12」
ハオウ 「それは一種の妖力制御装置だ。
チャロもTシャツ着てただろ?あれはレベル1の制御装置。
レベルは3まであってファング、俺、ハオウはレベル2の制御装置。
レベル3の制御装置はリアラー。
それでレベル3を上回るのが5だ。イダテンはそれを着けてる。
あとB・Rの側近はA~Zまでいて、Zに近づくほど強い。
まぁ、こんなところだ」
3人が納得してる頃イダテンは―
イダテンはM・Rの草原でゴロンと寝転んでいた。
イダテン 「やっぱ・・・・・此処が一番・・・・・
落ち着くなぁ~・・・・ごほ」
首からの出血も止まり、イダテンは寝転んでいた。
そんな寝転んでるイダテンの後ろに、卵型の怪しい人らしき者の影が・・・。
続く