第1章 30、仲間と認めてくれた時 未完成
アルティメット 「チャロさんはっ・・・。
チャロさんは、家族以外で僕を認めてくれた初めてのCHAOなんだ!だからっっっ・・・・!」
ごんっがんっごんっ!
気が付くとホタルがアルティメットを殴り、気絶させていた。
ホタル 「大人しくしてて」
カロン 「(絶対やり過ぎだ!)
そーいやぁ、アルティメットとチャロの関係って?」
アルティメットはポヨをグルグルにして気絶してる。
そりゃ、ホタルの攻撃喰らえば気絶するわ。
ホタル 「作者、後で表来い」
カオスソーサラ 「だるい、だるい、全てがだるい。
自分のP,Nのカオスソーサラって長いから短くしよっかな。阿修羅とかさ。ん~、けど羅刹とかもいぃ・・・」
またもや参上(テメェマテコルァ
ホタル 「こんな奴はほっといてアルちゃんとチャロさんの関係を話すわ」
カオスソーサラ 「頑張れ、じゃ、ぉゃすみ」
パキポキバキゴキ・・・。(ホタルが指を鳴らす音
ロンとカロンは目を閉じていた。
この後、悲惨な音が聞こえる事を分かっていたからだ。
―暫くお待ち下せぇ―(殴
ホタルが語る、アルちゃんの過去(オィテメェ
アルティメットは養子として西御寺家に来た。
それは、アルティメットに卍の結界術を使える者の証がついていたからだ。
この証は(結界を使える者)、遺伝ではなく突然変異で極まれに何者か着く。
それがアルティメットだった。
この証が見つかった途端、アルティメットの運命は決まっているのだ。
そして生まれた直後、アルティメットは西御寺家に来た。
1日12時間は武術、結界術などの勉強。
あとは自由時間だった。
しかし、外には出てはいけなかった。
それは、代々此処に来た養子が逃げないようにするためだ。
アルティメットの自由時間は、ほぼ外を眺めるか本を読む事だった。
外には、此処に来るとき以外出たことは無い。
外に出た事も無かったので、友達という物も知らなかった。
アルティメットが4歳(転生 0)の時―
たまたま通りすがりの2人のCHAOがいた。
2人は、とても楽しそうに、笑ったり、遊んだりしていた。
アルティメットは、それを寺の縁側で見ていた。
アルティメット 「・・・・お師さん、あれはなんというものなのですか?
とても・・・。楽しそう」
お師さん 「アルティメット、あれは『友』というものじゃ。
お前にはまだ教えていなかったのぉ・・・」
アルティメット 「1度で善いから・・・。外に出てみたい。
僕、逃げない。逃げたら皆死んじゃう。
分かってるから・・・。
窓を開ければ外が見える。けど、外には出れない」
この言葉にお師さんは気まずくなった。
本当に逃げないか、と言う事ではなく、アルティメットがダーカだったからだ。
ダーカは皆に嫌われている。
だから、今まで外に出せなかったのだ。
お師さん 「いい。しかし、誰にも見られないようにな。
30分だけだ」
アルティメット 「はい!」
そして外に出た時―
嬉しかった。
今までに見た事の無い、花、空、草原。
絵でしか見た事の無かった世界。
あっという間に30分が過ぎた。
お師さん 「アルティメット、時間だぞ」
アルティメットはすぐ戻ってきた。
家に帰ってきた直後、転生した。
転生したら、背中に×の傷がついた。
その夜―
アルティメットはB・Rにさらわれた。
目撃されていたのだ。
B・Rに・・・。
アルティメット1歳(転生 1)―
アルティメット (逃げなきゃ・・・・・。戻らなきゃ・・・。
お寺に!)
B・R本部で、アルティメットは転生した。
そこは、高い高い天井の牢獄。
×の傷を挟むように、羽が生えた。
大きな大きな、コウモリの羽が・・・。
天井を突き破り、アルティメットは帰宅した。
お師さん 「アルティメット、これからは自由だ。
よく耐えた、に自由に出てもいい。しかし、たまには顔を見せるのだぞ・・・」
アルティメット 「はい!」
アルティメット4歳の時(転生 2)だった。
それからアルティメットは小学校に行った。
もう1度基礎から覚えるためらしい。
アルティメットは4年生と一緒に勉強した。
楽しかった、友もできた。
しかし、勉強のし過ぎで少しイジメが5年生の頃から始まった。
不良A 「おぃ、お前、勉強ばっかしてるよなぁ。
ちょっとその本見せろよ」
放課後、校庭の大きな木にもたれかかって、本を読んでいた時だった。
アルティメット 「駄目です。
これは大切な本ですから」
アルティメットの読んでいる本はお師さんのくれた初めてのプレゼント。
とても分厚い術辞典だった
不良B 「いいじゃねぇか。貸せ!」
不良Bはその本を取り上げた。
アルティメット 「あ、返してよ!」
不良AとBはその本を投げたりして渡そうとしなかった。
アルティメット 「返してよ!」
少