第1章 15、虐殺という名の武器
今日は珍しく休日らしく、皆はM・Rで特訓をしていた。
チャロはフリージングストームで崖を粉々にする練習。
ホタルは妖怪たちとのコミュニケーションを取っている。
ウォッチは数字ミサイルの火薬を詰め、
チェスはルークバルカンを整備。
シュウは鉞をぶんぶん振り回し、
アインは弾の種類を覚えていた。(何種類あるか分かんない)
アルティメットは疲れたため、木のある所で昼寝をしている。
カイオウとリュウケイは勿論喧嘩。こりんやっちゃ
エンエンは見るからに怪しい液体を混ぜ合わせ、何かを作っている。
アイン 「何作ってるの?」
アインが覗き込むと、何やら訳の分からない液体が出来ていた。
エンエン 「出来たー!虐殺の粉。
早速、アインで試そう♪」(何
アインは危険を察知し、すぐに逃げていった。
カイオウがリュウケイとの喧嘩をやめ、エンエンの所に走ってきた。
そして、
カイオウ 「んなもん作るなーーー!」
エンエンの後頭部に向かって飛び蹴りを入れた。
アインも疲れたらしく、アルティメットと寝ていた。
リュウケイも寝ようと思ったが、アルティメットを見て立ち止まっていた。
リュウケイ 「・・・・アルティメットって、コウモリみたいに寝るんだなぁ・・・」
アルティメットは羽を閉じて、木の枝にぶら下がって寝ていた。
なぜか落ちない。
ホタルは新たな妖怪と仲良くなった。
ホタル 「リューの助ー!新しく仲間になった蛇ろんよw」
蛇帯(じゃおび) 「姉さん、俺は蛇帯だ。
そこの赤いの、宜しくな!」
蛇帯はその名の通り帯のように薄く、そして長い。
眼はないようだが、見えてるようだ。
リュウケイ (リュウの助・・・・、赤いの・・・・・。気に喰わねぇーーーー!)
ホタル 「アッちゃんはいつもこういう風に寝るのよ。
ニックネームはどんどん変えていくわよ~☆」
リュウケイはため息をついた後、すぐ眠った。
アイン 「カイオゥ。どうして飛び蹴りなんか食らわしたの?」
カイオウは怒っている。
カイオウ 「虐殺の粉はその者のもう一つの心を蘇らせるんだよ!めっちゃくちゃ危険なんだかんな!
特に俺となんかは武器の呪が解けちまうからやべぇぜ!
虐殺と名のつくものは全てやばいZE!」(英語?
アインはふーん。という顔つきでカイオウを見た。
それともうふたつ質問した。
アイン 「カイオウって虐殺剣(ジェノサイドソード)をいつから使ってるの?
あと他に虐殺って名のつく武器はあるの?」
カイオウは上を向いて考えてから答えた。
カイオウ 「あるぜ、他には大体24種類くらい。
俺がコイツを使い始めたのは10歳の頃、絶対的な力を手に入れる代わりに武器についてる霊が望むものを与えなければならないんだ。
大体は使う奴の長所で俺はオヨギのスキルを与えた。結構悩んだけどなw」
アイン 「だからカイオウって、エイリアンチャオなのにカナヅチなんだ」
カイオウは実はカナヅチです。
あと武器の事にはめちゃくちゃ詳しいのです。(馬鹿なのにね
話終わると同時に物凄い爆発音が鳴り響いた。
チャロが崖を打ち砕いたのだった。
微かに残った崖の上にCHAOが立っていた。
カロン 「ターゲット・・・・アルティメット。生け捕りで連れて帰る。
他の奴らは皆殺し・・・。
ミッション・・・スタート・・・・・!」
崖からカロンは飛び降りた。
続く