第1章 14、CHAO質を救出せよ!
アインが入院してから早くも3日経ち、アインは退院した。
ホタルにバックドロップを連続でされた2匹も驚異的な回復力で3日で退院した。(なんちゅー体してんだか
ICPの仕事は主に夜だが、レベルが上がると昼にも指令が入ってくる。
昼は彼らは学校に通っている。
そんな時、アインとシュウの元に紙ヒコーキが飛んできた。
シュウ 「ブルーミッションだ。人やCHAOの命に関わる事件だね」
アイン 「えっと、Tチームのアインとシュウでこなせ。
たった今、S・Sのホテルで1匹のCHAOがCHAO質にされている。
アインの試験も一応重ねてある。
CHAO質を救出し、犯人を捕らえろ。
尚、犯人は人である。
成功を祈る。 dyロン(ボスの本名)
じゃ、行こうか!」
シュウ 「了解!」
2匹はホテルへと走り出した。
その頃ホテルでは・・・
犯人 「逃走用の車を用意しろ!
さもなくばこいつを殺す!」(よくいるよね、こういう奴
人集りが出来ていた。
警察が説得を続けている。
そこに2匹は到着した。
アイン 「え~っと、犯人は1人・・・じゃなくて2人。
CHAO質に向けているのは大型の銃、実弾が68発入ってる。
CHAO質は後ろの男に捕まっている。
武器を持っている方は・・・2人ね」
アインは右目で詳しい状況を読み取った。
シュウは警察にICPである事を伝え、ロープの中に入ることの許可を得た。
アイン 「ボソッ(僕が前の奴を捕まえるから、後ろの奴をシュウはお願い)おぃ、僕達はCHAOだ。お前らにはとうていかないっこないだろう(本音 敵わないのはてめぇらだ)。しかし、説得くらいはさせて欲しい。前に立つことを許可してくれ」
シュウ 「ボソッ(OK!)」
犯人 「いいだろう、しかし長くても10分だけだ!」
あっさり許可しちまったよ、こいつら。
そして2人は犯人の前に立つ。
犯人 「おっと、武器は捨てな。
たかがCHAOでも武器があれば俺達を簡単に殺れる」
シュウはおとりのモデルガンを犯人に投げ渡した。
犯人はためらう様子も無く、武器を捨てたシュウに少々おどろいているようだ。
アイン 「あ、僕は無理」
犯人 「は?てめぇは武器さえ持ってねぇじゃねぇか。
一体どこに武器があるってんだ・・・!!!!??」
アイン 「僕は体の3分の2が武器だから、捨てたくても捨てられないんだ♪」
アインは左手をバズーカに変え、犯人に向けた。
犯人は驚きを隠せない。
アインが脅しで1発の弾を撃った。
弾は犯人の頬をかすめ、壁に当たって砕けた。
ダムダム弾という、当たると細かく分裂する弾だったらしい。
アイン 「僕のバズーカは弾の種も変えられる。
次はロケットランチャーのミサイル、その次は水爆~♪」(恐
犯人2 「うるせー!
こいつの頭、握りつぶすぞ!」
アインはくすくす笑った。
シュウ 「潰せるモンなら潰してみれば?」
シュウはいつの間にかCHAO質をメロン(小型)に変えていた。
シュウ 「はぃ、警察さん。元の飼い主さんに戻してあげてねw
こいつらの始末は僕達がやりますから♪」
CHAOを保護した警察やギャラリーは思った。
警察&ギャラリー(恐ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
おまけに強い!)
アイン 「あ、部活休まなきゃねw
さて、捕まえようか・・・」
アインに弾が放たれた。
一同は驚くが、アインとシュウはケロッとしている。
アイン 「鋼鉄ボディにそんな弾は効かないよ!
シュウ、美味しいとことっちゃっていい?」
シュウ 「じゃ、警察に持っていくのは僕ねw」
アインはバズーカを1発ぶっ放した。
弾は網となって広がり、2人を捕らえた。
シュウがその捕まった2人のはいった網をずるずると引っ張って警察に渡した。
シュウは笑顔から急変して釣り眼になって2人の犯人に言った。
シュウ 「CHAO、なめんじゃねぇよ。
今度こんな事したら・・・・・
感電死させるかんな」
犯人は何回も頷いた。
シュウは笑顔に戻っていた。(喜怒哀楽の差がとっても分かりやすいねぇ)
アイン&シュウ「お刑完了!」
こうして救出劇は幕を閉じた。
続く
裏組織
???「アルちゃん・・・、前は逃がしてしまったが、今度はそうはいかない。
必ずこの手であの子を手に入れて見せる!」
???2 「アルティメットだ。しかし、お前も考えたものだな。
あの風神(アインのコードネーム)の前に作られた旧最終兵器を捕らえるとは」
2人が会話しているのは真っ暗な部屋。周りの様子は分からない。
その部屋に1匹のCHAOが鎖に繋がれていた。
手はバズーカで、顔面には大きな×の傷がある。
名前はカロン。コードネームは狂戦士(バーサーカー)。
アインが最終兵器になる前の兵器である。