題10話「火山へ突入」
題10話「火山へ突入」
「しかしさっきの声は何だったんだろうか・・・」
チャチャはつぶやいた。レイスにもそれが聞こえたらしく、
「あまり気にしないほうがいい」
といった。チャチャは捨てチャオの2匹をつれて歩いていた。途中で不思議な模様を発見したがすぐまた歩き出した。
一方ダークオアシスは・・・・・
「どうやら実験は順調に進んでいるようだな」
なにものかが研究員に話しかけた。
「全ては順調に進んでおります」
「それならいいが・・・。こいつの仲間には気付かれていないだろうな」
そいつはカプセルの方を見た。なんとその中にはダークオアシスが入っていた。
「そのことに関しては大丈夫です」
「よし。そのまま研究を続けるのだ・・・」
そしてナゾの声の主はその部屋から出て行った。
そしてまたチャチャ達の方は・・・(誤変換で方が砲に・・・)
「うーん・・・どこまで行けばいいのだろう・・・」
チャチャが文句を言った。歩き方も疲れている感じだった。
「文句を言うな。これほど広いのにも一応訳がある」
レイスが前を見て歩きながら言った。
「訳ってなに?」
「よくこの中にはダークチャオが進入してきたんだ。そのためこのように広く作り直されたんだ」
「なるほどねえ・・・」
その後また黙って歩き出した。
シンニュウシャハッケン!!シンニュウシャハッケン!!
「!!」
「逃げろ!!」
チャチャとレイスは走り出した。チャチャは子チャオ達を抱えていたので走り辛そうだった。
そのころ研究室ではダークオアシスがカプセルの中で目を開いた。恐ろしく冷たい目を・・・。