題11話「火山での攻防」

題11話「火山での攻防」





チャチャとレイスは偵察ロボ(みたいなもの)に見つかってしまった。チャチャはレイスとともに頂上の出口に向かって走り出した。

「助かるのかな?」

チャチャは走りながらつぶやいた。そして省略しすぎだが2階から15階までチャチャとレイスは駆け上がっていった。

「んなっ・・・」
「くそっ・・はめられた!」

下を見るとそこは火口だった。チャチャ達は段々偵察ロボとヒーローチャオに追い詰められていった。
そしてチャチャは決意した。

飛び降りよう

そしてチャチャはスカイダイブをした。

「なっ・・・!?」

レイスは驚いて火口を見ていたがすぐに飛び降りた。その後うまく羽を使って工場の足場に着地した。チャチャはすでに奥まで行っていた。そのとき頭上には大きな影があった。

そしてダークオアシスは・・・

パリィン!!

カプセルが割れた。中からはダークオアシスが出てきた。ドクガスはその一部始終を見ていた。

(あわわわ・・・。どーしよう・・・)

そう思っていると後ろから研究員の一人が現れた。

「何者だ貴様!!」
「げぇっ!!」

ドクガスは見つかってしまった。するといきなりダークオアシスが研究員にむかって何かを飛ばした。

「ぎゃあああああああぁぁぁぉ」

研究員は溶けてなくなった。

「あわわわ・・・なんだ?」
「相変わらずだなドクガス」

ダークオアシスがドクガスに言った。そしてドクガスは研究員の事を見ていたがすぐにダークオアシスの方を向いた。

「なんだ・・・オアシスか・・・」
「どうやら研究員のおかげでさらに強くなれたらしいな俺は」

その後操縦室を探しに言った。しばらく上っていくとヒーローチャオの大群に出会ってしまった。

「な・・なにもんだお前ら!!」
「チッ・・・」

そういうとダークオアシスは腕の形を変形させ酸を飛ばした。その後地面に手を入れて相手の足元から酸を発生させた。

「うぎぃやああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
「な・・なんだ?」

ドクガスはそれを見てつぶやいた。

「これが俺の新しい力さ・・・」

ダークオアシスが答えた。そしてすぐ頂上まで上って行った。

「操縦室はなかったな」
「代わりに火山と来たもんだ・・・」

ダークオアシスとドクガスは出口から火口を見ていた。

「ん?」

ダークオアシスがつぶやいた。

「どうした?」
「なにか足場のようなものがあるぞ」

そう言いダークオアシスは飛び降りてしまった。

「あーもうちくしょう!」

ドクガスもダークオアシスに続いて飛び降りていった。

一方チャチャ達は・・・。

研究施設のようなところをチャチャ達は歩いていた。しばらく歩くと何者かが襲ってきた。

「!!」

チャチャとレイスはとっさに反応して戦闘態勢に入った。

「くらえ!!」

チャチャとレイスは相手の攻撃をぎりぎりの所で避けた。そしてすぐにチャチャわ銃を構えて撃った。

「ぐっ・・・」

見事に弾は命中した。しかしとっさに剣を出し切りつけてきた。レイスも戦おうとしたが後ろから何者かが切りつけてきた。

「なっ!?」
「お前の相手は俺だ」

ちゅぼーーん(!?

爆弾が爆発した。

「ぐああああああ!」
「ふふふふふふふふふふふふふふふ」

レイスは爆発に巻き込まれ吹き飛んだ。あと少しで溶岩に落ちる所で止まった。

「運がよかったな・・・」

さらにそいつはレイスを切ろうとしたが避けられた。そしてチャチャは剣を銃で防ぎながら蹴ったり銃を撃ったりした。

「くそっ!何者だこいつは・・・」
「ダダものではないな・・」

そしてチャチャとレイスは同時に一人に向かって攻撃をした。

ズダーン(銃の音

「ガッ・・・」

そう言うと溶岩に落ちていった。

「何っ!?」

そしてもう一人にも同時に襲い掛かった。しかし今度はうまく行かず、簡単に避けられて二人とも蹴飛ばされてしまった。

「ぐっ・・・」

しかしすぐに攻撃に転じ、銃を撃った。しかしこれも防がれてしまった。そしてまた蹴り飛ばされた。
しかし今度はレイスが切りかかった。
それを防いでいる隙にチャチャは銃を撃った。

「ぐあぁっ・・・」

そのままそいつは溶岩に落ちていった。

「やった・・・」

そう言うと急に笑い声が響いた。空からガウスが降りてきた。

「久しぶりだな・・・」



続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第243号
ページ番号
12 / 20
この作品について
タイトル
チャオ戦争
作者
ちゃくろう(パイレーツ)
初回掲載
週刊チャオ第211号
最終掲載
週刊チャオ第255号
連載期間
約10ヵ月5日