捨てチャオ?
前回爆発で吹っ飛んでしまったチャチャ達はバラバラになってしまった。
「いてて・・・。ナレーション前回とか言うなよ」
それより今チャチャは1人廃墟の町に立っていた。人っ子一人いない町だった。
「ここはいったいどこなんだ?」
第8話「捨てチャオ?」
チャチャはちゃくろうが自爆したところからの記憶がなかった。そして裏路地に入っていくとダンボールにチャオのたまごが入っていた。ダンボールには何かが書いてあった。
「拾ってください?」
チャチャは声に出していった。すると2つのたまごが動き出した。
カパッ・・・
たまごからは透明なチャオと半透明のチャオが出てきた。
「んなっ!?」
そして2匹のチャオはチャチャのことをじっと見ていた。
いったいなんなんだ?
チャチャは心の中で思った。すると2匹のチャオがチャチャのもとにはいはいしてきた。
「ちゃお~」
2匹のチャオはチャチャにへばりついた。
「うわっ・・・!」
チャチャは倒れた。よろめきながら立ち上がってつぶやいた。
「いったい何なんだよ」
チャチャはとりあえずそのばに座った。すると2匹のチャオはチャチャの上に乗った。
「まさかな・・・」
チャチャはつぶやいた。2匹のチャオはチャチャにへばりついたまま離れなかった。
「まじかよ・・・・」
チャチャは顔色を悪くしながら言った。実はこのチャオ達はチャチャのことを親だと思い込んでしまったのだ。チャチャはここに居ても仕方ないので2匹の子チャオをつれて歩いていった。
そのころダークオアシスは・・・
「ここはいったいどこなのだ」
ドクガスと一緒に落ちていって砂漠の上に立っていた。
「運が悪いな。食料がもうないぞ」
「・・・・・」
ドクガスは何も答えずに向こうを向いていた。
「ドクガス・・・何か言ってみろ」
「・・・・・」
ドクガスはやっぱり何も答えなかった。
プチッ・・・・・
「お前はいつまで食料を減らしているんだ!!」
ダークオアシスは怒鳴り散らしながらドクガスを蹴飛ばした。
「ふぁふぃふぉふふんふぁ(何をするんだ)」
「いい加減歩くぞ!!」
ダークオアシスはもう一度ドクガスを蹴飛ばして歩き始めた。
「ふぁっふぇふふぇぇ(まってくれぇ)」
そしてダークオアシス達は崖の前に来た。
「ここで行き止まりか・・・」
「そのようだな・・」
そしてダークオアシスは道を引き返そうと後ろを向いたらドクガスの悲鳴が聞こえた。
「うわあああああああああああ!!」
「どうしたドクガス!」
ドクガスはその場に倒れこんだ。
「大丈夫かドクガ・・ぐあああぁっ!!」
ダークオアシスは倒れた。しかしすぐに立ち上がった。血を流しながらその場に立っていた。
「やるしかないようだな・・・」
そのころチャチャは・・・・。
「オアシス!ドクガス!待ってろよ!!」
「ちゃお~」
そしてチャチャは子チャオ2匹をもって走り出した。
続く