第2話−チャオの世界ー

「んっんん」
「こ・・こはどこチャオ?」

チャオルは、目が覚めるとしらない所にいました。
 そしてチャオルは、体を起こすとベッドの上にいることに気がつきました。
周りを見回すと、とってもきれいで清潔な部屋の中ににいました。
すると後ろから、声をかけられました。

「あら、起きたのね。大丈夫?」

 チャオル後ろを振り向くと、そこには一匹のヒーローオヨギの
チャオが立っていました。
 そのチャオはチャオルを心配そうに見つめていました。

「あの僕は、どうしてここにいるチャオ?」
「君は、草原の上に倒れていたところを、
私が見つけてここに運んだチャオ」
チャオルはちょっと恥ずかしそうに言いました。

「あっ、あのあなたのお名前は・・」
「私の名前は、アナよ。よろしくね。」

アナが心配そうな顔をしながら言いました。

「あなたの名前はなんていうの?何処から来たの?」
「僕の名前は、チャオルでチャオガーデンから来たチャオ」
「チャオガーデン?」

するとチャオルは思い出したように言いました。

「アルル!アルルは何処にいるチャオ?!」
「アルル?私が見つけたときはあなた一人しか居なかったわよ?」
「えっ?」

アナは心配そうな顔をしながら、黙り込んでいました。
チャオルは、今にも泣き出しそうな顔をしました。
アナは部屋から出て、ある物を持ってきて言いました。

「これね、あなたを見つけたときに、
そばに落ちてた物なのあなたなら分かるんじゃないかしら。」
「カオスエメラルド・・・・」
「え?」
「カオスエメラルドチャオ!」

チャオルは、とっても驚きました。
アナは、何の事だかさっぱり分からない様子でした
そしてアナは、カオスエメラルドをチャオルに渡しました。
まっすぐアナの顔を見てチャオルが言いました。

「ねぇねぇ、ここはいったいどこなんだチャオか?」
「え?知らないの?
どこって言ったて、ここは、チャオの世界じゃない」
「?」
「ほんとに知らないチャオね。
ここはチャオしかいない世界チャオよ」

チャオルの旅  第2話−チャオの世界− 終わり

このページについて
掲載号
週刊チャオ第229号
ページ番号
2 / 3
この作品について
タイトル
チャオルの旅
作者
浮動小数点(チャオル)
初回掲載
週刊チャオ第229号
最終掲載
週刊チャオ第230号
連載期間
約8日